石田精華園のメルマガ解説

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クリスマスローズ原種 ヴェシカリウスの育て方

1.ヴェシカリウスはチベタヌスと同様、クリスマスローズの仲間の中では難しいといわれる原種の双璧にランクされてきました。

2.チベタヌスは現地の標高1700mという高山に自生が見られるところか、高山植物の仲間と考えられ、日本の平地では栽培が無理なのは容易にわかります。

3.ヴェシカリウスは原産地がトルコ、シリアの半砂漠地帯の瓦礫の様な地層に自生が見られるようです。
そして良く乾燥すると見え、その根は貯水組織のように進化しているとのこと。

4.同じような植物にラン科植物の着生ラン、例えば洋ランではカトレア、デンドロビューム等、日本のランでは風蘭が上げられます。


風蘭

樹上に着生し、水分は自然の降雨に任せるままに成長する特徴を持っており、その根は貯水組織が発達しています。
それ由、水やりは乾燥を好み、根は常に空気に触れることが最も重要なのです。
ですから水やりが多いと根は腐ってしまいます。
風蘭の植え方は良質の水苔を使い、鉢より盛り上がるように植え込み、水苔を軟らかく使用するという名人芸さながらの植え方です。
風通し良く、水をやってもすぐさま乾燥するという理にかなった育て方なのです。

5.ヴェシカリウスもそのように考えると、クリスマスローズは元々乾燥させながら育てる植物なのですが、良く考えてみると原種中、一番乾燥に強く、育てるコツは乾燥させながら育てるということに行き着くように思われます。
それが今日ヴェシカリウスを育てるのは難しいと言われる由縁であったと思われます。

6.それにてヴェシカリウスの実生苗を入手しましたので、通気性の良い培養土に植え替えたいと思います。

ア)入手したヴェシカリウスの実生苗です。

イ)ポットを開けましたところです。
培養土は一般家庭にあっては水持ちの良い組成となっています。
つまり一度水やりをしますと乾くまで時間がかかるかと思います。
つまり、水切れが悪い培養土で植えられていました。

 

ウ)ヴェシカリウスの苗の根先を見ますとやはり根先が腐っていました。
 ヴェシカリウスは通気性が大事ということがよくわかります。
エ)3ポットを堀り上げましたところ根の成長が正常のものもありました。

オ)弊園オリジナル クリスマスローズ専用
最高級「山野草の土」
小粒タイプです。

超硬質赤玉土  小粒
薩摩土  細粒(小粒と同じ)
日光砂 小粒
ゼオライト 10%

カ)その最高級「山野草の土」にて植え込んだヴェシカリウスです。
この培養土の特徴は従来の山野草の土より水切れが良いので、乾くサイクルが早く、これなら根腐れも防げるのではと思います。

キ)同じくキンポウゲ科の雪割草が左側です。
植え込み用の培養土は硬質鹿沼土の中粒です。
それでいて乾くまで水をやるなというのが鉄則です。
やはりヴェシカリウスも乾くまでやるなということを鉄則にしなければと思います。

ク)チベタヌスもこのヴェシカリウスも特異な存在だけにその生理生態をよく理解した管理と、それに合わせた培養土を使用することが大事かと思います。

ケ)ポットは3号ロングポットの3穴を使用しております。

利便性1. ネットを使用しないためミジン等の目詰まりを防ぐことができる。

利便性2. 3つ穴により排水性に優れ、クリスマスローズの水もたれを防ぎ枯れにくくしている。

お買い求めはビニールポット ロングポット3号(9cm)3穴 100個

コ)植え替えまして根が悪いものはチェックしまして、発送いたしませんので安心してご注文下さい。

 

 

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