園主のフォト日記

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富貴蘭(風蘭) 栽培のしおり 水苔のもどし方




水苔のもどし方

輸入水苔は現地で圧縮し容積を小さくして輸入しております。
通常3kgにて輸入され、弊園でも通販にて販売しております。
開封しまして適量を引っ張り出します。
この時の注意点として無理に引っ張りますと長い水苔が切れる元になります。
洗面器等或は作業台に取り出した水苔を入れます。或は置きます。
水苔をほぐし、如雨露で少しずつ反転させながら水を打ちます。
この時の注意点として決してドボドボに水を打つのではなく、表面が濡れる程度に留めて下さい。
適当に湿り気を持ったところでOK。後は一晩寝かせます。
或はゴミ袋に入れても直良い結果となります。
翌日、それこそ現地で採取した状態とほぼ同じようにふかふかした感じに戻っておれば成功です。
画像はその時の水に戻した状態のものです。
弊園で販売しておりますスーパークラスはこのように毛足の長いものです。
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なぜこのふかふかした状態が良いかといいますと、

ア. 基本的に「蘭の根は空気を好む」という性質があり、特に着生蘭は樹上にあるところから
  常に濡れている状態は根腐れの原因となります。

イ. 水苔をふかふかした状態は毛足を立たせており、体積が一番大きく膨らんでおります。
  つまり、冬物のウールのセーターと同じく空気の層を作っております。

ウ. このような状態の水苔で植え替えますと自然に空気の層を含んだ状態、つまりふかふか
  した状態で植替えができます。

エ. このような状態で植替えを考えますと水苔を何本か束にして巻き、数回で仕上げることが
  大事かと思います。この時、決して水苔をしぼり上げないことが大事です。
  せっかくの空気の層が無くなり、根腐れの状態になりやすくなります。

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以上のことを考えますと水苔はできるだけ長く良質の水苔が必要となることが分かります。

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