写真を使った園主の日記です。

2018年10月6日 初めての大津祭り、楽しい宵山でした。

2018.10.15

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大津市の中心街、京町に古くより伝わる祭りです。以前より一度は見たいと思っておりましたが、この機会にやっと見ることが出来ました。 「月宮殿山」の山です。立派な造りで江戸時代初期にまで歴史を遡れる歴史あるお庭です。
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月宮殿山の来歴の由緒書きです。 からくりの皇帝と舞人、本祭りを見てみたいものです。(でも今やネットで見られる良い時代ですね)
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ベルギーのゴブラン織が飾られています。当時これを輸入できた財力を見る思いがいたします。 そして屏風祭り、今では考えられないのですが、個々の町屋の財力の見せどころでもあったのです。
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次いで源氏山です。 その源氏山にのせられるからくり人形です。
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さらに歩きますと、郭巨山へ。 中国二十四孝の一人、郭巨の説話に基づく山であるとされています。
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西行桜狸山です。この大津祭りの始まりともされています。江戸時代初め、鍛治屋町の塩売治兵衛が狸の面をかぶって踊ったのが始まりとされ、その狸面が飾られています。
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立派な町家に屏風、何しろこの建物は県の指定を受けた由緒ある町家だけあって、代々狸面を預かってこられたのでは。
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その西行桜狸山です。この山は毎年くじとらず(巡行は順番争いを避けるためにくじ引きで順番を決めるのですが、そのくじを引かない、巡行の順番が最初から決まっている山のことです)で、巡行の先頭を行きます。 狸山といわれる狸面と合わせて、屋上に載せられる狸と「桜の精(仙人)」が奥に飾られています。
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この西行桜の由来が記されたもので、弊園が現在営業しております大原野が舞台となっております。

以前訪れました西行法師の庵跡に再度訪れたいと思います。

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