写真を使った園主の日記です。

2018年3月27日 クリスマスローズ通信販売 原種チベタヌスが咲きました。

2018.04.02

2018年3月27日 クリスマスローズ通信販売 原種チベタヌスが咲きました。 はコメントを受け付けていません

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戸外自然開花のチベタヌス。きれいに咲きました。中国の奥地に咲くクリスマスローズの原種チベタヌス。
遠くヨーロッパより離れて中国の秘境に咲く、アジア唯一の原種クリスマスローズです。
同じヨーロッパ地中海に生まれた福寿草がシベリア経由で我国へ分布を広げたのとは違い、その分布量はわずか。やはり性質の元々の弱さが感じられます。
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とは言っても、その草姿はアジア的そのものです。花容からいっても東洋的な宿根草、つまり山野草です。
それに比較してヨーロッパ原産の原種クリスマスローズの数々は華やかでパステルカラーの宿根草やはり洋種山野草と形容されるだけのことはあります。
育て方は従来ガーデニング業界ではかなり誤った認識であったのではと思います。つまり、山野草も宿根草なのですが、現在宿根草といえばヨーロッパ原産限定の植物が宿根草と形容されているように感じられ作り方、育て方はまったく別物のように解説されてきたことが、このチベタヌスに限らず作りずらさを感じてきた歴史があるように思います。
弊園がチベタヌスの特徴を日本の宿根草つまり山野草的に比較しますと高山植物と位置づけられ、それまでのブログ等のチベタヌスは百家争鳴的であったものが最近はピタリと納まった感もしないわけではありません。
そう考えていきますと、他の多くの宿根草の育て方も現在かなり無理な解説をされている感がしますし、極端には種子であるパンジーでさえ秋の戸外のまだまだ気温の高い中での雨ざらしの育て方はなにか間違っているように感じさせられます。

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