園主のフォト日記
2019年9月
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2019年9月21日、22日、23日   信楽作家市
本年、この秋の信楽作家市は従来駅前陶芸祭と同時共催でしたが、NHK朝ドラ「スカーレット」9月30日より始まるとのことで、道路の混雑を考え、分離され開催されました。ところが台風17号が発生し、この3日間大荒れとの情報。初めての開催だっただけに関係者はがっかりの様子。自然が相手だけにあきらめではありますが、、、
会場はたくさんの出品者であふれるテント村です。ゆっくり見ようとすればやはり1日がかりです。
目についたのこのH列です。入口のこの工房さん、聞くところによりますと弊園にて取り扱っております睡蓮鉢「金ソバ」シリーズを作ってられる工房とのこと。ここではまったく別の姿。食器がたくさん並んでいました。
会場に飾られていました金彩の植木鉢。この工房で作られたものでしょうが一般には出回っていないしろものです。出品におおあわてだったのか泥がついたままの状態ですが。
次いで陶板を専門に焼いておられるショップ「ワカヤキモノ」さんです。やはり金彩のきれいに仕上がっている食器でしょうか。苔玉にも向いている陶板があるかと。
文五郎窯さんです。食器がきれいに飾られています。
飾られているツルウメモドキの根上がりの盆栽仕立ての鉢植え。この鉢は手びねりだけに最近の作か。
いつもラインのきれいな幾何学な作品が並べられています。
いろいろな器が並べられていますが、土鍋一つとっても、とても信楽焼には見えない現代的な作品です。
立花六花(りっかろっか)さんです。植木鉢以外にもいろいろな食器を製作されておられます。
いろいろなうつわの中には穴窯、登窯で見られる窯変を表現した作品も。無釉に近い状態で「コゲ」「緋色」を再現した昔懐かしい信楽焼では。
コーヒーカップ、お湯のみとコラボした植木鉢。棚がすいているのは3日間で売れたせいでしょうか。
受皿付きのていねいな作りの植木鉢です。受皿を作ると価格がすごく高くなって売りづらくなるのですが、そこは立花六花さんの思いでしょうか。
ふと目についた穴窯の作品。仁天窯さんです。茶陶の水指しでしょうか。灰釉のビードロとコゲのマッチした作品です。安土桃山時代から作られ続けられている作品だけに、その挑戦されている気持ちが移っているのでは。
緋色の陶板です。土に粘土と長石を混ぜられ信楽焼伝統の石はぜを再現された作品です。
こちらは緋色だけでデザイン化された陶板です。かなり出しにくい緋色をかなり研究された作品では。
窯の中で焼成温度が高温に上がるところに置かれた陶板。薪の灰が還元により自然釉となり、炎によって思いもよらぬ景色となっているのでは。
ビードロとなった灰釉、粘土の荒土そのものに含まれる長石とともに溶け出し、石ハゼとなり、還元により灰釉が微妙な色あいになっているのでは。と色々解説しているのですが、知ったかぶしての解説です。誤りがあれば御指摘願えればと存じます。
茶器でしょうか。あられと表現してぴったりの長石と緋色のコンビ。そして灰釉と酸化と還元を表現されたこの一碗には作者の志向が込められた作品では。
信楽焼でオブジェを製作されている「道楽」さんです。穴窯で窯変を追求されているのでしょうか。
撮影がイマイチでしたが大きなオブジェから茶陶まで製作されているのでしょうか。
こちらは炭化焼のオブジェ。究極の炭化焼ですねえ。
こちらは黒土粘土のオブジェです。
どこかで見たような植木鉢を販売されています。ここでは受皿をセットされ、オシャレな室内或はベランダに向いている植木鉢を提案されています。
こちらは鉢底に穴があいていない「鉢カバー」或は針山を入れての「花入れ」を提案されているのでは。この信楽作家市はいわばアンテナショップの役割ではと。
弊園でも少しは扱わさしていただいている睡蓮鉢のお店です。そしてNHKの朝ドラの「スカーレット」で有名になる火鉢。その火鉢を今でも製産されている窯元です。番組ではエキストラで出演されているそうです。
こちらは焼き締め一筋の哲山窯さんです。何しろ聞くところによりますと作陶して4年とのこと。60才定年になってからの窯焼き。御立派としかいえません。茶碗がたくさん並べられておられますが、窯変もいろいろ。緋色からコゲまで色とりどりです。
思い思いの作陶を楽しんでおられるような作品では。
これだけの器がずらりと並びますと窯変の勉強にはなります。そこでおたずねいたしました。「コゲ」の一番はと。
ズバリこれですと示していただいたのがこの器です。
次いで藤本秀さんのお店にやって来ました。見なれた焼き締めの作品が並んでいるような。
穴窯での焼き締めとなりますとどうしても茶陶の世界へ。常に秀れた緋色の作品が並べられています。
今回はこの花入れの絶品に目が止まりました。窯変の微妙な色あいとコゲの組み合わせ。長年の習練の賜ものでは。
画像では上手に撮影できてはおりませんが、緋色の絶品が並べられています。
そしてこの花入れ、信楽粘土と長石が見事に緋色に染まり景色となっている一品です。なかなか緋色を出すには難しいとのこと。
薪の松に含まれる鉄分が灰となり、自然釉のビードロとなった一品です。作者の藤本さんならではの技では。
焼き締めの器が並ぶ「陶工房 篠原」さんです。 窯変が様々ですが、緋色は難しく穴窯ではどうしても灰釉となってしまうようです。これには作者の狙いがそこにあるのかも知れません。
茶陶を主体とした器が飾ざられています。 その昔信楽焼では日常雑器が主体に作られていたそうです。その時代の現代版でしょうか。
緋色の鉢でしょうか。目跡のように見える「抜け」「あられ」と相まって良い景色を生み出しています。 花入れです。自然釉がビードロとなりコゲとのコンビネーションを狙った作品が見られます。作家の方々の作品には花入れを必ずといってよい程、このコゲを演出されています。
毎月21日京都東寺の縁日に出店されている無名の陶器店さんです。
常に見る作品と違ってこの作家陶器市はかなり力の入った作品が多いのですが、今回の台風17号にて売れ行きはさっぱりとか。御苦労が絶えません。
黒釉の変わった色あいを演出されている植木鉢の数々。以前より出店されているのですが、今回取り上げさせていただきました。
鉄釉を「いろいろ」といわれるだけあって異色の存在です。多肉植物、サボテン用の鉢として売られているようです。
バックがバックだけに撮影は難しく本来の黒釉をお伝えできるかどうか。
ともかくも白のバックの場合、黒色はなかなか表現できません。
草津市から出店されている「いやし系」のお店「もすりぃ」さんです。よく売れているとみえ、かなり空いています。
かなりの力作ぞろい。ひと腰ついた研究されています。鉢も特注でしょうか。
現代的では良いセンスですねえ。
苔玉はよく売れてこれだけになったのでしょうか。材料集めに苦労されているのではと思います。
植木鉢専門に焼いておられる「ただいもん」さん。始めて見せていただいたのがこの会場。毎年見せていただいております。
何んとも愛嬌のある植木鉢です。最終となり陽は西に傾きかけ始め、正面をずらしてしまいました。
陶芸の森の広場より建物の一部と遠く信楽の山々を望んでいます。仕事の関係もあっていつもならがゆっくりと見ることができないのが少し残念な信楽作家市です。 2019年9月23日
本日は雨、やはりお参りをされる方々は少ないような。いつも門をくぐる北大門ですが、今月は北門側からではなく、金堂のある側からです。
はやばやと園芸コーナーへ。いつものように盆栽のお店 山口さんへ。
今や看板商品となった苔玉。今月はどのような苔玉があるか興味津々です。
季節的にも百日紅(サルスベリ)です。
コムラサキ 少し色づくの早いのですが、これからの季節の商品です。おとなりはヤマモミジ(イロハカエデ)です。
曲付きの盆栽仕立てのヤマモミジと黒く色づいたノブドウです。
洋蘭のオドントグロッサムでは? くわしくは不明ですが最近は洋蘭もよく売れるとか。何でありとなってきました苔玉です。人気というものはそのようなものではと思います。
ブーゲンビリアですねえ。これも熱帯花木ですので、冬は戸外にては枯れてしまいますので少しは注意が必要です。でも一夏楽しめますので、それはそれとして今日的でよいのでは。
先程も御紹介しました盆栽仕立てのヤマモミジ(イロハカエデ)です。雨に濡れて良い感じです。
こちらはイタヤカエデです。作り込みとなってきまして本来の苔玉となってきております。
こちらはコチョウランですねえ。中国原産の原種との交配種ではと思いますがくわしくは不明です。
同じくレリアですねえ。カトレアとの交配が行われ様々な品種が生まれていますが、その原種では? 何しろ一昔では考えられない苔玉のカテゴリーです。売れているということから評価はされているのではと思います。
青味のノブドウです。 山口さんならではの盆栽仕立てです。苔も育ち良い感じがします。
少し撮影技術不足で申し訳ないのですが、ベニチガヤの苔玉と色づいたコムラサキ、そして百日紅(サルスベリ)です。
こちらは本職の小品盆栽です。雨の中の盆栽もよいものです。
園芸ショップの大原さんです。雨で出店を休んでおられるお店も少なくなく、広場ができている本日の弘法さんです。でも大原さんのお店はやはり秋。涼しくなって様々な花が見られるようになってきました。
盆栽店のイワモトさんです。いかにも秋らしくなってきました。
松を主体に飾られ下段には草ものですねえ。
秋咲きのサツキキョウが咲く草ものの寄せ植えです。
掘りの蓮です。花も終わりこれから秋ともなりますと寂しい季節となります。
枯れ始める葉も見られ、五重の塔との9月のワンショットです。
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