園主のフォト日記
2019年2月
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今とっても人気の多弁花のガーデンハイブリッドが飾られています。 野田園芸さん御自慢のゴールドダブル
様々な交配が成されており、これからが楽しみです。
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近頃は北門からお参りすることが多くなりました。
早朝だけに寒さもあってか人出はこれからでしょうか?遠くに新幹線車両が見えます。
毎月、堀のたもとで陶器のショップを開いておられる永田さん。
夜明けというよりも夜中に丹波から出てこられるとか。それも長年やって来られるということです。
本日も初弘法にちなんで何か新作が見られるのでしょうか?楽しくお客様と対話されておられる永田さんです。
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北大門の下でショップを開いておられる「きょうこの店」のアクセサリーです。
全部手づくりで、そのアイデアには学ばなければなりません。
この「きょうこの店」のオーナーである清子さんです。
その昔、肥料の「グリーンキング」の営業しておられた時代からすれば長いお付き合いです。毎月色々と新作を作られ、見る人々の目を楽しませてくれるアクセサリーショップです。
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どうです。この愛くるしい新年のイノシシ。
農村では初回問題となっているイノシシですが、それは近年のこと。長い歴史の中で人とイノシシはこのような関係にあったのではと思います。
その愛くるしいイノシシの表情、さながらイノシシ牧場です。
一匹一匹の表情が異なり、何とも言えないこのショップの温かみが伝わってきます。
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盆栽ショップの谷口さん。
今や盆栽よりも人気のある苔玉。新春にちなんでどのような苔玉があるか楽しみです。
赤い実の成る「ソテツ」なるほど。
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盆栽素材である落葉樹であるモミジとニレケヤキでしょうか。
春に向けて楽しめます。
落葉樹の下に見るリュウノヒゲ、この季節青い実が成る自然観一杯の苔玉です。
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お茶との交配の「茶々姫」では?その早咲き椿を使った苔玉です。
見る人を楽しませてくれる椿の花。新春を彩る最適の苔玉です。
苔玉のガーデニング? スタンダード作りのギョリュウバイ、何とも奇妙な取り合わせですが、これはこれで様になっているのでは?
お寿司で言えば「アボガドのにぎり」でしょうか、新鮮な感覚になります。
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本来の「売り」の商品盆栽、色々な樹種が楽しめ、四季の変化を楽しめるものだけに愛好家も多いのですが、近頃は苔玉にお株を奪われてしまいました様です。やはり人気には勝てません。 そのようなことで再度苔玉へ。
放春花といわれるボケの苔玉。
長く楽しませてくれるのでは。
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正月にはかかせない万年青であったのですが、ここでは苔玉に。
変われば変わるものです。イミテーションでも良いのですが、赤い実があればもっと人気が…
葉芸を楽しませてくれる斑入りのツワブキ。
リュウノヒゲをあしらった表情豊かな苔玉です。
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「苔玉三兄弟」ボケと赤い実の成った万両に挟まれた黒松の苔玉、この黒松、接木苗です。
立派な素材を使われた苔玉です。
やはり赤い実の成る万両の苔玉。
江戸時代西洋の植物が見ることも育てることもできなかった時代には本邦産草木で鑑賞した時代が過去の歴史にありました。
それが古典園芸植物といわれる由縁です。
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椿の懸崖作り、春を楽しませてくれる盆栽です。 こちらはヘゴ原木の輪切り、今は見られることが少なくなりましたが、そこにシノブ、マメヅタ、そしてミヤマムギランという3種取り合わせの着生させたマニア好みの今流で言うなら「ワイルドやなあ」といった寄せ植えです。
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盆栽ショップの岩本さんです。
やっぱり最近は外人さんが主体のセールスとか、これも時代の流れ。ともかくも年々外国よりの観光客が増えているとか。盆栽も国際親善に役立っているのではと思います。
やはり流行には勝てません。今人気の苔、それを素材にした苔盆栽です。
素材はヒノキゴケとヘラシダの自然の織り成す寄せ植えです。但、少し残念なのはヒノキゴケの性質が少しわからず作ったり管理されていることですねえ。
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季節は冬、冬に咲くバイカオウレン。早春に咲くバイカオウレンですが、中には早生もあります。
いずれにしましても福寿草、クリスマスローズと同じくキンポウゲ科植物です。夏の暑さに弱い宿根草ですので、その管理をしてくださいねえ。
静寂とした「冬の東寺」、木々も落葉し、お堀も夏のハスは見られず、何とも寂しい感じの東寺さん。
でもこの冬があって春が訪れる日本の四季。その冬の一コマです。
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そのお堀の前で、滋賀県から陶器のショップをされている「無名陶器店」。ここのオーナーは女流作家さん。頑張っておられます。
元々の御出身が信楽焼の里で植木鉢も愛着があってから色々と並べられています。是非見てあげて下さい。
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信楽焼を仕入れ、通い慣れた宇治川沿いの国道。夏には目立たないのですが、毎年この季節、このように真っ白に。

原因というか、犯人は「鵜」。それも川鵜ではと思います。たくさんの川鵜が集団で営巣をしますとフン害ということに。
イノシシ、シカだけではなさそうな感じもしますが。

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2芽並株は何故か人気が無く、売れ残ったことがかえってチベタヌス輸入株の現状を認識するには好都合です。
根が短く切れ、更に根腐れている並株でしたが、その選別に反して、よく育っているのでした。特に左側の2列は本来の育ち方、つまりベストの育ち方をしているのではと思われます。
右側の2列は育ち方のコンディションはベストとはいえません。

そして肥料は、即効性肥料を多い目に施肥をしております。

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そのベストに育っているチベタヌスの中で、早咲き性のチベタヌスの株です。
別にハウス内にて育てているわけではなく、輸入株ですから現地の気候に合わせて成長したと思われ、凍り付くような毎日の京都の気温にさぞかしチベタヌスも凍り付く思いをしているかと考えられます。
おそらく地中海に自生が見られる地帯は、冬小麦地帯、つまり冬暖かく過ごしやすい気候、そこにはシクラメンであったりプリムラであったりする植物が咲いている、つまり地中海性気候といわれる気候かと思われます。
このチベタヌスも遠く中国の奥地の山岳地帯に隔離して生育するのですが、きっと気温は同じような地中海性気候、よってこの寒い日本でもこの季節戸外でも咲き始めているのでは。

右の写真は、5号ポットに定植された2芽株の育ち度の比較です。

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特に早咲き性と思われる個体です。
戸外自然開花です。チベタヌスを使った交配親としては、早咲き性の遺伝子を持った優良個体です。
成長はベストとはいえませんが、株の充実はよく、申し分のない株ではと思います。
おそらく現地で紙一重雑に扱われたのではと思います。
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育ちの良いチベタヌス2芽並株です。
根が悪い株とはだれも思わないのでは。つまり根が悪いとか良いとかいう議論は成り立たない証拠です。更には即効性化成肥料をよく吸収してより育っていると思わせるチベタヌスです。
こちらは生育がやや遅いタイプです。
最終的には注文がをいただき出て行ってしまうと確認ができないのですが、遅咲き性なのか、或いは生育不良なのかということになります。
但他に入荷しております5芽株以上のチベタヌスを見ておりますと、生育不良株といえるかもしれません。
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その中の比較的良株と思われるポットです。
そう良い育ちとは思えない株です。
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まったくといってよい程、生育の悪い株。
というよりもこれで育ってくれるよりも枯れてしまうのではと考えてしまう株が1ポットありました。
今後検証してみたいと思いますが、おそらくは現地にて輸出時、掘り上げたチベタヌスを山積みにして箱詰めされているのですが、考えるにいくら乾燥に強いクリスマスローズの類であっても限度を超えた乾燥状態になったのではと思わざるを得ないのです。
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五葉松と黄金シダ
特別出品 世界盆栽友好連名誉副会長 岩﨑苗美氏
特別出品 京都市長 門川大作氏
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特別出品 東堤寿一展 内閣総理大臣賞 文治浩氏
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京都市長賞 外務大臣賞 山下卓氏
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農林水産大臣賞 文部科学大臣賞
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弊園の販売ブースです。
例年と同様の販売内容ですが、苔の販売量が増えております。盆栽展ですから少し趣が違うかもしれませんが、でも昔から盆栽界ではスナゴケが使われています。
餅花です。
かなり大きな餅花です。昨年より新春のお祝い飾りつけに使用しています。弊園のトレードマークに皆様の印象にと思い御用意しております。
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こちらはテラリウム、
コケであるヒノキゴケとカタヒバ、盆栽界では黄金シダと呼ばれる場合もあるシダです。そのコラボが何とも言えず、新しい展開を開きたいと願っております。
例年楽しみに御来場いただくお客様、ありがとうございます。今後とも楽しんでいただける店づくりに努めたいと存じます。
御意見、御希望等ございましたなら、遠慮なくお申し付けください。
例年2芽株を販売しておりますが、3タイプの中であまり人気のない並株、まだ在庫があるのですが、幸いにしてその生長を記録できました。
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5号ポットに鉢上げされた2芽並株。
並株とは根が短く、しかも根腐れしている状態の株です。その後の生育が悪いものはこのトレーの状態です。
そのアップ画像です。
大トレーの中でも比較的良好な株です。
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比較的生育が順調な株の中で早くに咲き始めた株です。 このトレーは根が悪くとも順調に育った株です。
従来根が短い、コンディションが悪いということで人気のない2芽並株。でも売れ残ったおかげで、従来のチベタヌスの誤った解説を手直しができる改めての再発見です。
新年早々、京楽焼植木鉢の撮影開始。
まずは布施覚作の10年以上前の特別作品です。
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縄縁銀亀甲文龍足富貴蘭鉢4号
昔に植木鉢の足を得意とする職人に「一角」さんという方がおられたとか、その一角写しの足です。
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縄縁牡丹唐草波千鳥文鯉足富貴蘭鉢4号
布施覚氏、その昔江戸時代から明治期にかけて、秘蔵されたいた古鉢の図柄を全国を回り、見て回られた様子。その江戸期の写しか。
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縄縁扇面波千鳥文龍足富貴蘭鉢4号
古典柄である扇面を龍足と調和させて、布施覚の技が出た作品です。
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縄縁扇面波千鳥獅子足富貴蘭鉢4号
同じく扇面文様ですが、図柄を大きく描かれ、大胆な構図となっています。布施氏のうまさの表現が出た作品。
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縄縁波千鳥文鯉足富貴蘭鉢4号
布施覚氏の白波の刷毛目のうまさは絶品です。雅かとして若き頃に修行された技術が生かされています。
1月に入ってネットオークションにて無名の時代の布施覚氏の万年青鉢が江戸時代の古鉢として出品され、25万円位の値段が途中でついていました。
最終的にはいくらだったのか?興味あるところです。

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ある時、市内にある花屋さんの御主人が御来園。
その中で「餅花を作ると良いですよ」とのお話。「へぇ」と思いながら、「餅花ねぇ」と見たこともない品物。
時折ニュースで話題になるのですが。
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そんなある日、その餅花があるところで販売されていたのです。
その人は昨年末、一年前でした。早々に入手したのは言うまでもありません。それから一年、今回はより立派な餅花を入手。
折も折、近くにあるフランス料理店「スポンタネ」のシェフがお見えになり、正月飾りのお話。さっそく寄せていただき、入手したての餅花をレンタルすることに。
そしてこのようになりました。

「スポンタネ」というフランス料理店、以前は京都市内の祇園に営業してこられましたが、当地へ移転。道理でランチも予約にて2~3か月待ちの状態。一度はランチに行きたいのですが…

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更に奥地へ車は走って行くのですが、するとマンリョウの野生種、かなり大きい株が目に入りました。
この大きさになるまで自然ではかなりの年数ではと思うのですが、やはり日照の少ない、薄暗いところに自生は見られます。
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アサマリンドウです。
やはり冬の寒さによって休眠状態になりかけています。年が明けて1月2日の本格的な寒気で、この辺りも雪が積もることも、その頃には地上部も消えているのではと思います。
そして、大きなイワナンテンです。
この辺り一帯、あちらこちらにその自生が見られ、環境が適していることがよくわかります。つまり、国内種のイワナンテンは日陰の花木ですねえ。
そして下垂性だけにキイジョウロウホトトギスと同様、崖にその生育する姿が見られます。
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マンリョウとまた出会えました。
この辺りは環境が適しているのでしょうか。やはり日陰の樹木、花木ですねえ。この谷は日照も少ないのではと思います。
江戸時代に流行した植物、当時冬の観賞植物として持て囃されたのはわかる気がいたします。
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車は少し開けたところへ出てきました。
するとそこにはコスギゴケが育っているのでした。
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辺りは天然林が切り開かれているところでした。多分植林を待っているのでは。そんな瓦礫の岩場にコスギゴケは育っているのでした。
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林道の下には谷が、その林道ののり面には小型のホウオウゴケがよく育っているのでした。
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ホウオウゴケの種類はといいますと、今後の鑑定を待たねばなりませんが、それはサンプリングさせていただきました。 巨木の二又には腐葉土が積もり、そこにはクリハランであったり、シシランであったりするシダが育っておりました。
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更に車は走って行きますと、今度はセンリョウに出会いました。
山で見るセンリョウは初めてのこと。珍しさもあって「あるんやなあ」と独り言をつぶやいているのでした。
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次に、水の流れの枯れた山の斜面の谷、そこにはホウオウゴケが大きな石に着生しているのでした。水が切れているせいか、少し痩せ細っている感じがいたします。
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或いは、水が切れて月日が経ているのか、ホウオウゴケも茶色変色を始めているのでした。
おそらくは休眠に入っている、強制休眠ですが、ある時期、例えば梅雨期の連日雨が降る頃には復活するのではと思います。
いずれにしましても、この山といいますか、付近一帯は乾燥した地帯です。
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ある谷川にかかるコンクリート橋を渡ると、その谷にはクリハランの群生が見られました。
日陰で水を好むようなシダであることがわかります。
そのコンクリート橋にはこのような苔が育っていました。
比較的乾燥に強いのかもしれません。
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しばらく走ると、案内してくれているドライバーでもある知人が「オオカサゴケですわ」との一声。どこどこと見回すとあるのでした。 通常オオカサゴケは地表面に育っている場合がほとんどなのですが、ここでは岩場に着生してオオカサゴケの姿があるのでした。
多分わずかの腐葉土の層に育っているのではと思います。
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このオオカサゴケ、コケだけに岩場に着生して育っているのには驚きです。おそらくは岩場に元々育っていた他の苔の上に、胞子で育って行ったのではと思います。 乾いた岩場にはオオカサゴケのミイラが見られるのでした。おそらく梅雨期の雨の多い季節にはよく育っているのでは。

元々乾燥地帯のこの山、オオカサゴケがこのように育っているとは考えられないのですが、不思議なことがあるものです。考えられることは、紀伊山地、我国では年間降雨量の多い土地柄、オオカサゴケには好適な環境。
ところがこの違いは乾燥する山のようです。すると、降雨量の少ない季節はこのような状態になるのでは、ともかくもよく乾燥に耐えて、毎年育っているものと考えられます。

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乾燥に耐えて育っているそのオオカサゴケです。
きっとこの上面には、オオカサゴケが連なって育っているかと思われます。
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一路林道は一本道を進んで行くのですが、フデゴケの生育地へ入って行きました。 そこにはツルリンドウの赤く色づいた実が見られるのでした。
普段育てようとするとなかなか難しいツルリンドウですが、涼しい山の中では野生状態でこのように育っているのです。
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こちらにもフデゴケが。 ハイゴケと混生して生育しているフデゴケの生育環境、それなりに明るいところでもあります。
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こちらは完全に休眠状態になっているアサマリンドウが見られました。
枯れているだけに少し見にくいのですが。
雑木の向こうに見える崖の岩場はフデゴケの群生のようです。
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いかがでしょうか。
フデゴケのコロニーは少し乾燥地帯なので、生育は今一歩と思えぬこともないかと思われます。
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しばらく走りますと、今度は土壌豊かな森林地帯、案内係は「キナンカンアオイですわ」といって車を停めてくれました。 このキナンカンアオイの群落を形成するには、何十年と月日は経ているのではと思われる程、株があちらこちらに見られるのです。
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いかがでしょうか。自然のキナンカンアオイの崖に育っているその姿は。
滅多に見られるものではないかと思われます。
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そしてそれらの花が咲いているのでした。
極めてラッキーでした。
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車はキナンカンアオイを後にして、一路林道を走るのでした。次に出会えたのはコンクリート壁に見られるホウオウゴケ。長年生育し、よく育っている姿が見られます。
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どうもこの姿からトサカホウオウゴケではと思うのですが、正しくは後程に。 日は西に傾きかけてくるのですが、林道はどこまでも、すると大きな岩にぶつかるのでした。
その岩場にはフデゴケが、乾燥する岩の上で育っているのでした。よく見ると足元には岩を砕いた砕石が摘まれているのでした。
よく考えてみるとこの林道の道幅を広げる拡張工事であったような。そのせいか痩せこけたフデゴケが皮をめくったように地面にたくさん落ちているのでした。
貴重なフデゴケでしたので、4枚を拾ってしまいました。
フデゴケの育て方を考えてみたいと思います。
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その乾燥した岩に張り付くように育っているフデゴケです。
いずれはなくなるであろうこの大きな岩です。フデゴケの姿を記念に。
やはり生育不良気味に育っていることがよくわかるフデゴケです。
その昔はそうでなかったのかもしれませんが、このコロニーを形成するのにも何十年の月日はかかっているのではと思います。
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その脇道のような林道、今度は遠めでもすぐわかる赤い実の集団、落葉した木々にぶら下がる姿が目に入りました。
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サメカズラです。園芸的にはビナンカズラと呼ばれることが多いかと思います。
調べますと雌雄異株、どうりで実がつかないといわれるビナンカズラ、自然では雄木もどこかに潜んで育っているのでしょうねえ。たくさんの実をつけてくれています。
盆栽業界では色々な説があるのですが、「雄木が必要」という決定的なコメントは聞かれません。今後雄木を何としなければと思います。
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そして次に目にしたのは、紀州産 コメツツジ。
天然林の林床に密生するがごとく沢山自生しているのでした。きっと春には美しい小輪のツツジが咲きそろっているのではと思いました。
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ようやく日が西に傾いた頃、原生林を切り開いたようなところに車は出たのでした。そしてその林道の崖にはコスギゴケが一面育っているのでした。
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そしてコスギゴケは日照を好むのではと思われます。
何しろ切り開け、明るいところにはこのコスギゴケばかりですから。
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そのコスギゴケが育つ岩場がある斜面にはウラジロといわれるシダの大群落があったのです。
そして赤い実が目に付くセンリョウも日陰となって、よく育っているのでした。
このセンリョウ、日陰ながらも明るい日陰で風通しも良く、よく締まった理想的なセンリョウに育っているのでした。
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それにしてもこのウラジロ、正月の飾りに使う習慣のある日本、需要は減ったとはいえ、十分にまかなえる量ではと思います。 そのウラジロの下に隠れるように育っているこれまた大きな株のセンリョウがあったのです。
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それはそれは大きな株のセンリョウ、しかもよく締まり、実付きもいっぱいで特上品クラスですねえ。
この山の裾野でセンリョウの切花栽培をするときっと良品が出来るのではと思います。
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切り開かれた山の斜面を見渡すとウラジロの大群落。天然林を切り開いて何年経ているのか、ウラジロもよく育つものです。
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ウラジロの大パノラマ風景です。
どうも鹿はこのウラジロは食べないようです。その結果大繁殖となりました。
山の斜面、下を見ますとマンリョウが日に当たりよく締まって育っているのでした。
なかなか立派な株となっておりました。それでも焼けずに育っており、条件によってはこのように育つことがわかりました。
明るい間に里へ降りることとなり、終の取材はスルーとなりました次第です。

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