園主のフォト日記
2018年12月
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珍しいシダを観察に、思わぬコケとの出会い。赤いクジャクゴケの胞子を初めて見る。
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この谷筋シダが色々と見られるとのことで、ハイキング気分。

一山一山異なった環境だけに、初めて訪れる谷に興味は尽きません。

そうこうしている間に見るも美しいイトゴケとの出会いがありました。

これだけ育っているということは、空中湿度も相当なもの。シダといい、コケといいよく育つわけです。

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しばらくすると、コケシノブが見られました。

すると、案内いただく方はシダ植物に詳しく、「これはコウヤコケシノブです」との解説。

なるほど、小型でしまっています。

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初めて見るイクビゴケです。やはりかなり日陰を好むタイプ、つまり「明るい日陰」が育てるポイントかなと思われます。
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ホウオウゴケにしては少し小型タイプ。トサカホウオウゴケか、それともホウオウゴケか。

なかなか難しい判定です。何しろ種類が多くありますので。

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川沿いの護岸にヤノネシダが生育しています。
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それと同じようにへばりついて育っているヒメサジランです。空中湿度を必要とするシダです。 対岸の岩には、コウヤコケシノブがよく育っているのでした。
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岩場には、マメヅタの極小ともいえるかわいらしいマメヅタが見られました。 自然の木にも、このように着生して育っています。この谷は小型のマメヅタばかりが見られます。
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ジュウモンジシダも見られました。 タチシノブも見られました。
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大きな群落のタチシノブです。 生育する谷はこのような環境です。昔は街道であったようですが、今は新しい道もできて、通る車も出会えません、
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山道を下り始めますと、お茶の木が育っているのです。 鳥が運ぶと見え、さすがお茶の里での出来事です。
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初めて見る赤い胞子のクジャクゴケ。この季節にしか見ることのできない胞子だけが頼りです。
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当日は小雨混じりの曇空、たまたま晴れまして直射光線がクジャクゴケに届くというシャッターチャンス。

うまく撮影できたでしょうか。

次の目的地に移動。そこにはミズゴケの生息する様子が山道から見られるのでした。
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ここはやはり山間の田んぼ。畦にはシノブゴケが生育しているのでした。

弊園が開園しております大原野にもたくさんの田んぼが見られますが、このように畦にシノブゴケは見られません。

やはり空中湿度がいかに高いか、よく分かります。

そしてこの空中湿度が高いということが、お茶にとって好条件で、この辺り茶業が盛んになった理由がよく分かります。

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そして少し山道へ入ったところで、イトゴケが見られるのでした。

空気中の水分を吸収して育っているイトゴケ、いかにこの辺りの空中湿度の高さが分かるというものです。

コケの生育に最適地です。

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山道を開くときに一部護岸工事をしたところがありました。そこにはシダのヤブソテツばかりが見られるのでした。コンクリートは石灰分つまりカルシウムを多く含んでおり、このカルシウムを好んでいるシダがヤブソテツかもしれません。 ヒノキシダも見られました。
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大きく育ったシッポゴケが突如として現れるのでした。

おそらくはこの大きさになるまでに何十年の月日がかかったものと思われます。本当にきれいに育っていました。

やはり日陰で、園芸的に言いますと「明るい日陰」といい、直射光線が当たらない条件をいいます。

テラリウムでは、このような条件のところに置きますと、苔は枯れません。

そしてこのシッポゴケ、やはり山の斜面に生息し、雨が伏流水となっていることがよく分かるかと思います。

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さらに歩いて行きますと、ミズゴケが見られるのでした。休眠期ですから茶色くなってはおりましたが。 近付いてみますと、よく締まって育っているミズゴケです。風通しが良いので締まるのかもしれません。
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はじめは人が来られて採取されたのかなあと思われたミズゴケの乱れでしたが、よく見るとどうもシカの歩いた足跡の様子。おかげでミズゴケの内部が分かりました。 切通した山道は、やはり明るい日陰。ミズゴケを栽培する条件は、このような環境かと思われます。
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辺りにはダチョウゴケらしきコケも見られます。 或はフトリュウビゴケではと思われるコケも見られます。
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ツルリンドウの実生株が見られます。きっと親株は林庄に花が咲いているのではと思われます。

ショウジョウバカマも見られます。

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シッポゴケらしきものが見られました。シッポゴケにも個体変異があるのか、少し違っているようにも見えますが。
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倒木が見られました。本年9月の二度にわたる台風によってなぎ倒されたのでは。

岩肌の腐葉土の層に育っていただけに、台風の強い風でめくれた感じでした。

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そしてそこにはミズゴケの育っている姿が見られました。 フトリュウビゴケも見られるのでした。
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引き返しざまに、ミズゴケにツルリンドウの赤い実を見つけました。絵になりますねえ。 反対の山裾には茶畑が広がっています。空中湿度が高く、きっとよいお茶のできる環境では。
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帰り道に気付きましたツチグリです。当方は初めて見ました。常に自然を見て回っている方からすれば珍しいこともないのかもしれませんが。 そしてシノブゴケのコロニー、多分トヤマシノブゴケではと思われます。
茶畑が広がる和束町、以前は宇治茶の隠れた産地として茶業が主とした静かな農村でした。
ところが今やSNS時代、この隠れた産地が表舞台に訪れる人も多く、この農村も変わろうとしています。
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その茶畑の広がりを見渡せるところです。
やはり自然がたくさん残っている農村だけに、コケやシダも観察できるのでは。
以前よりお願いしておりました、案内いただける方を頼りに、この京都府南部を訪れました。
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まずはカミガモシダが群生する谷を御案内いただきました。
このカミガモシダ、何か環境を好むと見え、あるようでないシダです。
谷川に沿った林道沿いに、カミガモシダはその壁面にへばりつくように育っているのでした。
以前よりカミガモシダは水を好むシダであることは経験しておりましたが、この生育地を訪ねまして初めて理解できました。つまり、山に降る雨がこの壁面に浸み出しているのです。
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大木の杉の株元にもこのような群落が見られました。
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岩肌にも着生して育っているのでした。
これらの環境を考えますと、コケとよく似ており、水を好むシダであることがよくわかります。
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足元には側溝に水が流れ、山から染み出す水と合わせて空中湿度を高めております。
そのような環境に大型のシノブゴケが見られました。
かなり大きく見た目も美しい大型のシノブゴケ、オオシノブゴケ、或いはオオアオシノブゴケではと思われます。
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すぐお隣には違ったタイプのシノブゴケ、多分アオシノブゴケではと思われるシノブゴケが側溝沿いに広がりを見せています。
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やはりホウオウゴケが見られました。
多分トサカホウオウゴケかなあと思いながら、上のシノブゴケとの相性を見ております。
ここではまた違ったシノブゴケが見られるのでした。何かより締まった細かいシノブゴケです。
そのシノブゴケの上の斜面には、キジノオシダ、オオキジノオシダが見られました。
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そのキジノオシダと仲良く生育しているシノブゴケでしたが、よく観察してみますと、何か違うような感じがしないわけでもありませんでした。 それはといいますと羽を広げるように生長しているシノブゴケが見られました。
一筋の谷でも様々なシノブゴケが見られました。
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今回珍しいシダも御案内いただきました。
それはカミガモシダの生育地であるだけに、ヌリトラノオとカミガモシダの自然交雑種が見られるのでした。
その自然交雑種はアイヌリトラノオと命名されています。そして大きいのです。
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そのアイヌリトラノオの小株です。
環境が良かったのか、たくさん寄り添うようにして育っていました。
岩肌にしがみつくように育っているアイヌリトラノオです。
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大きな杉の大木の根元に育っているアイヌリトラノオです。
やはり岩場と違って栄養分があると見え、美しくよく育っています。きっと腐葉土の層に根を広げ、そこから栄養分を吸収しているのではと思われます。
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大きな一枚岩です。
そこにはマメヅタがびっしりと育っています。
そしてシノブゴケもやや痩せているよう育っています。
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その岩の下の方にはヌリトラノオとカミガモシダが着生するように育っている姿が見られました。

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なまこ13号の外観です。
明治時代に、それまで中国の焼きものでしか見られなかった鈞窯の釉薬です。本来灰釉を二度掛けして、その釉薬の流れの色が海鼠に似ているところから名付けられました。
信楽焼には明治時代にその技術が導入され、歴史のある焼きものです。
現代では二度掛けしていない、いわゆる海鼠風の焼きものとなっています。
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使用方法は13号の場合、底に土(弊園の場合「ひゅうが土 6L」)を入れます。
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次いで灰(木灰)を9L入れます。
昔はいくらでもあった稲藁を燃やしてできる灰を全量入れましたが、昨今その稲藁が入手できず、灰も高価となりました。
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その灰は「いろり」でできる灰だったのですが、ふるいますと、からげしが出てきました。
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本来はその「からげし」を使うのですが、昨今入手できませんので、炭焼きでできる「粉炭」を利用します。
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お入れしております 京の炭「鞍馬炭」の粉炭、火をつけ燃えているところに本来の本炭を入れ、赤く火がついているところを撮影しなければなりませんが、本日のところはイメージ画像にて後日撮影したいと思います。

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多芽株の13芽株。
本年の新根は生きているような感じがしますが、古い根は根腐れ状態にて、悪い根はカットされています。
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花芽12芽株の良好な花芽。
根は極端な根腐れとは言えませんが、カットされています。これは畑に定植する際に根が長いと植えにくいことからカットされたのかもしれません。
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花芽が輸送中の箱の中で伸びてきた株。つまり超早咲き性です。
ところが根が悪く、購入されるお客様にとってイヤな感じのするチベタヌスです。
でもそれでもこの花芽、気候があっているとこのような花芽ができるのか、という問題となってきます。
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やはり超早咲き性の12芽の良芽株です。
現地はどのような天候なのか気になるところです。標高が高くても冬暖かいのか、それとも雪の中なのか、このように育っていきましても凍り付かないのか、気になるところです。
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この株も超早咲きの12芽株です。
現地ではどう咲くのか不明ですが、当京都では霜よけさえしてやれば枯れることなく育っているように思われます。
耐寒性はそれなりにあるのではと思います。
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脇芽がたくさん吹く性質の12花芽株です。
いかにも増殖率の良い株です。でも根は根腐れがひどくあまりお勧めできる株とは言えませんが、この花芽には驚かされます。
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この花芽のつき方には不思議な思いがいたします。畑で育てられたとは考えにくい11花芽株です。花芽のつき方が一定ではなく、何か自然の条件の悪いところに半着す状態にて育ったとしか考えられない株です。
そして畑で育てられましたなら、従来の画像を見てもわかる通り根はカットされている状態ですが、この株は地堀株そのものに見えてなりません。
掘り上げ時に根が切れることは植物採取された経験のおありの方々には御理解いただけるのではと思います。
そう考えますと、腐葉土の層に根を下ろしていた割には少し根の色が悪いような気もいたします。
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花芽は大きく太い良芽11芽株です。
いつも思うのですが、現地で畑に定植される場合、かなり深植えになっているのではと思います。
それは現地の野生の生育しているチベタヌスもそのように腐葉土にて株元が枯れていることがヒントになっているのかという問題です。
根は短くカットされていますが、それに反して花芽は太く大きい花芽、根とは関係なく遺伝的にそのように育っていると考えられます。

従来チベタヌスのブロガーのブログには、根はカットされ悪い株の見本のように言われ、だから育たないんだ、枯れるんだという御意見がありましたが、そうでは無さそうな気がいたします。この株を見ますと。

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立派な花芽11芽株です。
芽の先端が緑化現象を起こしておりますから、おそらくは太陽に当たって育っていたと思われます。このことを考えますと、輸入株を見る限りほとんど株は深く定植されているかと思われます。
ところが根はいけませんねえ。再生根が出るまでも無く、新根も少ない株となっています。
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花芽が苞を被って育っているところから早咲き性の特性を持った株です。
根を見ますとかなりカットされ、しかも根腐れしています。
株の増殖を見ますと地下茎がかなり離れており、おそらくは自然発芽して以来、開花株になり、この大株の11芽になるには数十年の年数が経ているのではと思われます。
おそらくは何百年と経ている株は100芽、200芽となっているのではと思われます。
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今にも咲きそうな株です。超早咲き性の11芽花芽です。
それに引き換え根は相当悪い状態です。
自然開花でこの状態ですのでかなり遺伝性が強く、優れた特性を持っているのではと考えられます。
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なぜか葉芽の目立つ11花芽株です。
片側に寄っておりますので、日照条件によって花芽とならなかったのでしょうか。
いずれにしましても根はあまり良い状態ではありません。
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かなり大きく太い花芽を持った11花芽株のチベタヌス、現地では高性種タイプではと思われます。
根はそう根腐れておらず、再生根も一作で出ているので、この場合畑の土壌条件はどのような感じであったのか、知りたいところです。
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花芽だけを見ておりますと、良芽株の11芽株です。
根はやはり良い状態とは言えませんが。
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今回入荷しました大株の中で特異な株が出てきました花芽10芽株です。
花芽もそう太っておらず、葉芽もあり、株そのものが充実していない状態、つまり栄養状態がそう良くない中で生育していたと思われます。
そして根の状態もカットされておらず、自然の野生状態を掘り上げたと思われ、おそらくは現地採取農家さんの庭に植えられたものでないように思われます。
ズバリ自生地株そのものではと思われます。
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花芽の着き方からいいまして、段違いに育っております。
何か斜面に育っていたと考えられ、しかも根の状態と合わせて考えますと、傾斜地の山林の中で自然に腐葉土の層に長年育ったチベタヌスと判断したい株です。
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この株の花芽を見ておりますと、やはり花芽の着き方が栽培株とは少し違った思いがいたします。
目が密生しておらず、野生状態の採取品と思われ、或いはこれこそ一作した養生株なのかもしれません。根の状態から考えますと。

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小さなプランターに定植して育てましたパンジーのビオラ。本年は12月に咲かせるということで、10月播きの苗です。

通常、ビニールハウスで育てられる農家さんばかりで、

今頃はボリュームたっぷりのパンジーになっておりますが、弊園では戸外雨ざらしの中で育てました。

本来のビオラらしいコンパクトに育っているのですが。

やはり気温が涼しくなってからのパンジーは弊園のガーデニング・園芸の土では

育苗のよさがあまり出ていないのではと思えます。

非耐暑性のパンジービオラではピートモス主体の培養土で高温時戸外の雨ざらしでは育たないのですが。

今後より試験をするようにします。

6芽株の箱から無作為的に取り出して、水洗いする前にナンバリングしているのですが、

色々な個体がありましたのでご紹介いたします。

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初めに取り出しました6芽だったのですが、ご覧の通り根が腐っていました。

現地の畑栽培を見たわけではありませんが、

おそらくは斜面の畑の下側あたりで植えられた結果、根腐れしているのではと思われます。

でもこれだけの状態でも花芽をちゃんとつけているわけですから、やはり自然環境の現地ですねえ。

我が国でも環境に合う地域にお住まいの方ならそう問題はなさそうですねえ。要は平地の都会に住む方々の育て方では。

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根は比較的白い根をしており、根腐れもそうひどいとは思えないのですが、

畑から掘り上げられるときに少し乱暴に取り扱われた感じがいたします。

株そのものはそう増殖率が良い株とは思えないようです。

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莟が見えてきておりますので、超早咲きタイプかと思われます。

そしてこの個体、見ての通り根が少ない株です。

おそらくは元々発根率の悪い遺伝子を持っているのではと考えられます。

掘り上げたときに根を株元からカットした跡もありません。

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花芽は太くたくましい6芽株です。但、ほとんど根は根腐れ状態になっておりますのが残念。

でもそのような状態でも芽は大きく育っております。何か増殖率もよさそうです。

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6芽株なのですが、花芽がつかなかった葉芽も2芽ついているような感じの花芽6、葉芽2の計8芽株の優良株です。

といいますのも、根もかなり白く、生きているという実感がいたします。

おそらくはと思うのですが、現地の生育地に育っているチベタヌスを採取した場合、花芽の良いところだけを輸出用に、

この株のように葉芽2株はカットして採取する現地の農家の畑で一作、二作されるのが通例ではと思われます。

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理想的な6芽株です。根がいたんでいないところを見ると、現地生育地の採取株ではと思えます。

つまり根腐れしていないことです。花芽の覆土はそう厚くなく、日光が当たり、緑化現象を起こしています。

覆土といっても腐葉土の層かと思われます。

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そのようなことで、箱から出して並べて見た6芽株のチベタヌスです。

現地採取業者であり、現地生産農家さんでもあるおそらくは少数民族の人々ではと思われます。

その人々にチベタヌスの生産技術といっても分からないだろうし、できないのかもしれません。

この根腐れしている現状は何気候が悪いわけではなく、

チベタヌスを育てる畑の土にはなっていないことだけは分かるのです。

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超早咲性のチベタヌスでは。根はかなりいたんでいるようですが、少しは生きている根もあるのではと思われます。
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花芽そのものはそこそこですが、根はかなりいたんでおります。根腐れしているので、

箱詰めされるまでに腐っている根をカットしたのではと考えられます。

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超早咲き性の6芽株では。けれども根はご覧の通りですが、

やはり花芽をつけるというのは現地の畑では普通なのかもしれません。

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やはり超早咲性の6芽株ではと思います。

根は比較的良く、カットした様子もなく、おそらくは排水の良い畑の上段の方にて育てられたのではと思われます。

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極端に根が悪い6芽株です。売れ残りましたら、弊園にて試作したい代表的な株のようです。
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畑で定植して一作二作としている株と思われますが、元々浅植えと見え、

早くより花芽が地表を割って地面から顔を出していたかと思われます。

その莟はズングリムックリとしており、しまってできた株であることが分かります。

それにしましてもあまりほめられた根ではありませんが。

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おそらくは増殖率ばつぐんの株かと思われます。

根が健全に育っておればより花芽の数が多かったのか、

それは分かりませんが、花芽6芽に対して葉芽があまりにも多い株です。

おそらくは割るに割れない株であって、割ったところで販売に適さない株となり、

畑で再度植えて一作二作しなければならず、輸出する株の中に入れ込んだと考えられます。

根はこの通りです。

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4芽株も似たり寄ったりの状態です。

おそらくは自然の野生の生育地は腐葉土の層に根を張っているのではと考えられ、

一般の農地ではやはりアジアモンスーン気候であって雨の降雨量も多く、

ヨーロッパの降雨量の少ない地中海性気候との差が出ているように思えます。

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二芽株の根の状態の株を定植。現地養生株と思われる株です。

それを5号深ポットで弊園オリジナル培養土「クリスマスローズの土3号」で定植。

そして本年初試作の即効性の化成肥料を施肥しました。即効性だけに溶けるスピード早いことには驚かされます。

従来1B化成を使っていましたが、本年度効果が素早く出る水生植物等に試作しましたところ、

従来の1B化成を施肥するよりも効果がありました。

それにて、元々が輸出検査により根洗いが必要以上にしてあって、栽培上の根腐れとダブルのいたみですので、

回復を早期にする目的にて本年はこの肥料に変えました。

約1か月の肥効があると考え、11月に輸入された場合も含めて春3月まで1か月に1回施肥ではと考えます。

今回は少し多い目に施肥しております。

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昨日の園主の日記でも解説しておりますが、感温性の高い特徴をもった個体は、この季節の気温の低下とともに成長を開始。パッキングの中ではんぱ「もやし状態」にて芽が動き出します。つまり早咲き性、早生ですねえ。非常に優れた状態ですが、どうしても寝かせてある株ですので、花首が曲がって入荷してきます。そのうちに何とかなるかと思いますが。 本来このような立派な芽をした株ほど、ご購入される皆様は安心されるのではと思われる二芽株です。おそらくは芽の動きが遅く、咲くのも遅いと考えられます。というよりも標準的な咲き方をするのかもしれません。
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株の根の状態を3タイプに分類。現地の輸出用に畑で生産された株の中で、まあまあの上株に分類した株がこれに当たります。根が長いので3.5号ロングポットに定植。根が悪いからといって何も生長に害を及ぼしているわけでもなく、立派な花芽をつけています。要は日本の夏をどううまく育てていくかということではと考えられます。 花等を見ますと、左より

①早咲きタイプですが、脇芽は1芽だけで増殖率が悪いタイプ。よって地下茎を見ますと、何年も株が増えていないことが分かります。

②真ん中にある株は奥く手なのか知れませんが、花芽は小型です。ミニタイプではと思いますが、チベタヌスでは枯らされる心配か、あまり好まれないのではと思います。でも交配親としては昨今ミニタイプが主流なクリスマスローズ業界、この小型タイプも大事ではと思います。

③太い大きい花芽をしており、もっとも人気がある株です。ところがこの株、脇芽が2芽あります。つまり増殖率が良く、大株になりやすい株です。反対に株を割りにくく、現地では苦労されているのではと思います。

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本年度輸入株の中で、特上株に分類している株です。後で分かるのですが、やはり現地養生株かと思われます。やはり根が長いので、3.5号ロングポットに定植します。 やはり花芽を見ますと、いずれも早咲タイプでしかも脇芽が一芽という増殖率の悪い性質化と思われます。但、小型タイプと大型タイプに分類されるかと考えられます。
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今回輸入した中で最大の大株の20芽株です。

以前より解説している通り、増殖率の良い株はこのように密生した状態に育っていくかと考えられます。

根がより良い状態であれば、株を割ったのでしょうが、彫り上げたところ根が悪く、割るに割れなかったかと考えられます。

そのことが幸いかと思いますが、このような大株が送られてきたことは

マニアのみなさまにとってはラッキーではと思われます。何しろ見たことのない株が見られたのですから。

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今回入荷しました箱は例年2芽株なのですが、本年は入荷が少し遅くなりました。

オガクズがパッキンに使われ、適当な湿り気が合っているのかもしれません。

但、見ての通り株は横向けに寝かされておりますので、感温性の高いチベタヌスほど早くに休眠から覚めて生長を始めます。

その成長をはじめた芽ほど上向きとなりますので、定植しました際には花茎が曲がった状態となります。

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箱から出して並べたところです。 理想的な2芽株です。ご購入者の方々はこのような株を希望しておられるようです。後で分かるのですが、どうも山採り採取品ではないかと思われます。それは根がきれいだからです。
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根のコンディションの悪い2芽株です。購入者の方々がこのような株は評価の低いチベタヌスとなります。どうしてこのような根の悪いチベタヌスになるかといいますと、現地山採り生産者が自園の畑で栽培一作或は二作するとこのような株になるのではと考えられます。 根が悪いのですが、輸送中のパッキングの中で成長を始めた早咲性のチベタヌスです。この特徴はすごいものがあります。つまり早生ですから。そして根が悪いのはやはり生育の悪いチベタヌスにとって通気性の悪い土壌条件だったことが考えられ、根が腐ってしまうことになるのでは。みなさまもガーデンハイブリッドのクリスマスローズを育てておられ、このようになったご経験がおありではと思われます。つまり通気性の悪い培養土の場合こうなっているかと考えられます。
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大休良芽株の良い状態の2芽株の見本のような株です。 それに反してみなさまが悪い評価をされる代表のチベタヌスです。でも早咲性であったり、芽が太く大型になるようなチベタヌスもあったりします。
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同じ二芽株であってもこの株のように多芽株もあります。

この株は遺伝的に増殖率が良い形質を持っていると考えられます。

現地の野生状態では大株になりやすい、或はなっている株かと考えられます。

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この株は脇芽がそれぞれ各一となっている株です。根が悪いために増殖率が悪いとはいえないと考えられます。地下茎が長い割に株が貧弱なことからも分かります。 このミョウガのような芽のチベタヌス、初めて見ました。これは養生中の畑で浅植えで覆土がなかったに近い状態で覆土がなく、日光に充分当たったために緑化現象かと思われます。脇芽もやはり、あまり成長していません。やはり地上に芽を出すことを嫌っているのはどの植物でも共通しているかと考えられます。それは何かといいますと、乾燥を好むクリスマスローズさえも、生長をさまたげるほどの乾燥を嫌うからです。
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このチベタヌスは大きく太い芽と小型でやや細い花芽のチベタヌスです。ガーデンハイブリッドで近年好まれるミニタイプ、コンパクトタイプなのですが、なぜかチベタヌスに限っていえば小芽タイプは好まれません。やはり太い芽が人気です。 長年にわたって増殖しない株の見本品のようなチベタヌスです。毎年脇芽が一つというチベタヌス、この脇芽が育って翌年花芽になります。
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そのように考えますと、この根の悪い二芽株は仮に育ちましても株として増殖の悪いチベタヌスとなります。このような株は販売はしません。 そのようなことで、これらの二芽株が標準株として販売する株見本です。
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根のコンディションの悪さから現地養生株かと思われます。芽吹きが悪い脇芽一芽株ですが、バックから隠芽が芽を出しているのは養生した結果、株に力がついたと見るべきかと思われます。
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今回コスギゴケの注文いたしましたところ、何んと本性品のフデゴケが目に付くではありませんか。おそらくは地域の環境によっては今日のようにコスギゴケも生育地にフデゴケも生息するという現象が起こったのかもしれません。ということはフデゴケの育て方に準じてコスギゴケも育てられるのではと思います。コスギゴケは他のスギゴケに比較して育て方がよく分からなかったのですが、少しはと思います。 拡大して見ますとこの通りです。
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これらもコスギゴケと共生しているような。
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こちらはナガバノシッポゴケです。 この苔はまったくの不明種です。自然にコロニーを作っておれば、いつか入手できる機会があるかもしれません。今後、苔の種類を入力いたしますので、鑑定済のコケを順次入力いたします。
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