園主のフォト日記
2018年10月
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近々に入荷しましたコスギゴケ、夏の暑さでいたんではいけないと思い、入荷を控えておりましたが、

ご注文があり、早々に仕入れましたところ、このように美しい胞子が見られました。

くわしくはこれからですが、ヤマコスギゴケではと思われます。

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従来より生産がなされております白刷毛目13号ボール。

「水あふれ防止小穴有」の製品に対してのご希望なされるお客様もおられますので改めまして商品化いたしました。

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信楽在住の陶芸作家の作品です。100%手作りの一品「手びねり青窯変トルコブルー睡蓮鉢」です。

直径は約48cm、昔流にいうなら尺六です。現代風に言えば16号です。

コバルトブルーの釉薬を主体に使用されたエーゲ海を思わせるオリジナルの睡蓮鉢です。

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上記と同じ工房で焼かれたコバルトブルーの「手びねり青窯変コバルトブルー睡蓮鉢」です。

手作り感あふれる岩肌、深海を思わせる深いブルー釉薬を使った作家ならではの一品作です。

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日本長生蘭連合会会長賞受賞の「京玉金剛覆輪」です。 特別賞「聖」です。
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平成31年度新登録の「富貴の光」です。 特別賞「阿波の華」です。
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特別賞「月のうたた」です。 特別賞「玉孔雀」です。
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特別賞「紅楼夢」です。 特別賞「燕皇丸」です。
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特別賞「綾三彩」です。 特別賞「長里殿」です。
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特別賞「川邉獅子」です。 特別賞「雪狂獅子」です。
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特別賞「福宝丸」です。 特別賞「宝冠」です。
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特別賞「聖雲丸」です。 特別賞「京丸牡丹」です。
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特別賞「雪彦透矢」です。 特別賞「瑞兆の縞」です。
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特別賞「黒真珠」です。 特別賞「紅白雪」です。
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特別賞「紅光仙」です。 特別賞「南国宝」です。
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特別賞「青龍」です。 特別賞「金星冠」です。
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特別賞「金剛宝」です。 特別賞「黄金鶴」です。
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以前よりこの道路を時折利用しておりましたが、秋の訪れとともに白花の「サワヒヨドリ」が咲く姿が見られるようになりました。実は通り過ぎてみると本性品のフジバカマが咲いており、驚くと同時に後戻りをしたのでした。 きれいに刈り込まれたのり面に花咲くサワヒヨドリです。この季節どこにでも見られる山野草です。
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アスファルトとコンクリートのわずかな隙間に根を張るヨメナ、山野草業界ではノコンギクといっていますが、よく咲いています。 そしてサワヒヨドリに混ざって咲く「アキノキリンソウ」が見られるのでした。
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あちらこちらと咲くアキノキリンソウです。育てますと、少し作りづらい山野草です。
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通り過ぎようとして、目にとまってしまった国内種の本来のフジバカマ、これこそが秋の七草です。この道沿いに咲いてくれたものです。
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サワヒヨドリとフジバカマはやはり花色が違うだけに区別がつきます。でも夜間温度が低いのか、花色が冴えています。 その冴えたフジバカマです。当大原野に生育するフジバカマと見比べる必要がありそうです。
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こちらはネズミガヤではと思ったのですが? 弊園では斑入りのネズミガヤを作ってはいるのですが、その花そっくりに見えるのですが。
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道沿いに時折目にするアキノキリンソウです。 このようにのり面を刈り込んだあとに育っております。
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ダルマシオンです。これは道沿いのお庭に毎年この季節に美しく咲くシオンです。例年楽しみにしています。
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キイジョウロウホトトギスの生息地を訪ねること、念願かなったのですが、その移動中に苔もたくさん見られました。山を切り開き、その崖をコンクリートでのり面を崖崩れしないように強化してあるのでした。そこには一般にビロード苔と言われる「ホソウリゴケ」が見られました。 夏の日照りには茶色く焼けたように休眠しているのですが、秋の長雨を過ぎますと、このように青々と育ってくるのです。
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コンクリの壁面には必ずと言ってよいほど、このホソウリゴケが見られます。 もりもりのホソウリゴケ、やはり山の中だけあってきれいに育っています。
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紀伊山地をかなり奥深く、キイジョウロウホトトギスの自生地を訪ねたのですが、すでに花は終わっていました。 その代わりと言っては何なのですが、湿潤な環境に生息する苔がたくさんあちらこちらに見られました。
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タマゴケです。湿潤を好み、しかも夏の涼しさ、つまり気温が高温になるところでは見られない苔です。

弊園でも夏のタマゴケの御注文は頭が痛くなります。

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そしてこれは何度見ても感動するフデゴケが見られるのでした。 いかがでしょうか、フデゴケらしいフデゴケです。採取業者に依頼すると、中には素晴らしいフデゴケが入っているトレーが入荷するのです。その自然の姿を改めて見たいものだと思っておりましたところ、この生息地に出会えました。
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谷間のような一日の日照時間が限られたところに生息するキイジョウロウホトトギス、

それとともに見られるフデゴケも何か地域限定の苔であるところはそのあたりの条件ではと思います。

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少し歩きますとタマゴケの群落です。 タマゴケとフデゴケの棲み分けは何なのか、今後の研究課題です。それが管理方法のポイントでは?
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聞くところによりますと、こうなるまでに30年以上の時間がかかっているとか。きれいに育っているタマゴケに、頭が下がる思いがいたします。 イワタバコとフデゴケとシノブゴケ、いずれも湿潤と夏の冷涼さを好む一段です。
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キイジョウロウホトトギスにイワタバコです。そしてスナゴケ、フデゴケとシノブゴケ、いずれも非耐暑性の植物ばかりです。 通る車があるのかないのかわからない道路なのですが、そこにはやはりフデゴケが育っているのでした。
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側溝に落葉が積もり、そこにはオオカサゴケが見られるのでした。 そしてコツボゴケでしょうか?
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キイジョウロウホトトギスとタマゴケのコラボ。ここだけでしか見られない現象ではと思えてなりません。 湿潤を通り過ぎて谷川の水が常に流れているところにホウオウゴケとイワタバコ。このホウオウゴケは小型種なのですが、少し違います。今後品種鑑定に出すため、少しいただきました。
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ミカエリソウの大群落が生育する山の斜面。そのコンクリート面に苔が色々と見られるのでした。 ホウオウゴケとシッポゴケでしょうか?色々と見られます。
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シノブゴケにアオチャセンシダでしょうか?湿潤なところにアオチャセンシダの胞子が育ったのでは。
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チャセンシダとシノブゴケ。シノブゴケもいよいよ種類を分類していかなくてはと思う今日です。
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ヒメクジャクゴケです。そう多くは見られませんでしたが、右上の苔はカサゴケの類では? ヒメクジャクゴケか、クジャクゴケか?分類は胞子が決め手です。
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コンクリートの壁面に水を好む苔、どうもハイゴケではないような。そこにイワタバコが。そのようなところにサワガニがお出迎えしてくれていました。 かなり下へ降りてきたキイジョウロウホトトギスの生息地は、タイミングよく花の開花期。その岩肌はゼニゴケが被いつくしているのでした。
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その道路を挟んだ反対側の岩肌には、コスギゴケが見られます。 そこには胞子が見られるのですが、この胞子が決め手です。コスギゴケの分類はこれからです。
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コスギゴケは常に岩肌に生息する姿を見ることが多いのですが、

このコスギゴケが育つにはどのような条件が必要なのかということになります。

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突然にコンクリートの壁面に「ツメレンゲが育っています」といって車をストップ。早速車を降りて撮影を開始します。 コンクリート面に生息するツメレンゲを見上げるのですが、ここまで育つのにそれこそ何十年と経たのではと思います。
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よく見ますと、花咲く株もあれば小さな実生株も苔にうずもれるように小さく小さく育っています。これでも何年かがかかっているかと思います。多分このコンクリート面が苔むすようになった結果、この大群落に育ったかと思います。 他の壁面にはヒメツルソバが、そしてツメレンゲが育っているのでした。
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排水するパイプ付近に育つツメレンゲ。周りはヒメツルソバ。絵になるのでは? ヒメツルソバのお花畑に花咲くツメレンゲ。こんな珍しい姿も観察できましてラッキーでした。
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ツメレンゲとヒメツルソバ、こんな風景が見られるとは長生きはするもんだなあと感動しております。 こんな姿も見られました。
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こんな画像も撮れました。いかがでしょうか。 ツメレンゲの自然に生息する姿も感激する画像です。これもいかがでしょうか。
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次いで、キイジョウロウホトトギスを求めて生息地を移動します。

そこにはコウヤボウキの花が咲いているのでした。初めて見る野生のコウヤボウキに「へえ」と感動するのでした。

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湿潤な環境を好むキイジョウロウホトトギス。そこにはクジャクゴケが見られました。

岩場なだけに大きくならず、個体数もこの一個体だけかと思います。それに湿潤なだけにイワタバコの実生株もたくさん見られます。

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辺りを見渡しますと、こんなにも実生株が見られるのでした。 案内してくれた知人が、当方がイワタバコを撮影しているのを見て、「こちらにもあるよ」と案内してくれたのはびっくりです。自生地だけにいとも簡単に大群落を作っているのはさすがとしか言いようがありません。
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平地で育てますと、夏の暑さに弱く、うまく育ってくれないイワタバコなのですが、生育環境がこう違うと何の支障もなくこんなに育ってくれています。 辺りはこんな環境です。空中湿度もさることながら、夏の気温もかなり涼しいのではと思われます。花咲く季節に訪れられることを希望する次第です。
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アケボノソウが見られるのでした。やはりこの辺り、夏でもかなり気候が涼しく、明るいところでも見られるのはそのせいかもしれません。弊園が営業しております京都西山では、同じ山の中でもより薄暗いところに見られ、非耐暑性であるだけに涼しさを求めていることが分かります。 キイジョウロウホトトギスを求めて山の奥深く行く途中に見た「ミカエリソウ」です。このミカエリソウ、いたるところに大群落を作っているのです。
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花は少し終わりかけ、残花となりかけていましたが、それであっても充分楽しめました。 下は谷底です。
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山の斜面です。 やはり山の斜面です。
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一番きれいに咲いているミカエリソウでした。 気候のせいなのでしょうか、濃色を呈し、従来「濃色ミカエリソウ」として販売していたのはこれだったのではと思われるのですが。いずれにしましても、なぜ「ミカエリソウ」と呼ばれたのか、この生息地を訪れることが出来て納得いたしました。
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イワタバコの大群落はいたるところに見られるのではと思う場面です。本当に、花咲くころに訪ねられたならと思います。
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そこにはアキチョウジが咲いているのでした。刈り込まれているのか、少し痛々しく咲いているのか、

或いは秋に咲くわびしさを感じさせられました。

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でもその一枝がイワタバコの群生しているところに下垂して咲く姿はシャッターチャンスとしては最高でした。 このように本来の姿で咲いているアキチョウジも見られるのでした。仕方がありませんねえ。山の手入れをする人々にとって、雑草にしか見えない山野草ですから。
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案内してくれる知人はやはり日ごろから植物を見る目は確かで、「アオネカズラです」と指さしてくれます。 当方は車から降りて撮影。
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アオネカズラが好む環境を見る思いがいたしました。

比較的乾いたところに着生しながら育ち、そして少し明るめの風通しがアオネカズラにとって良い環境なのでしょうか。

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さらに次の目的地へ行くために山を下りてくるのでしたが、そこは明るい切通し。イワヒバの自生が見られるのでした。
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半日は日光があたり、風通しもよく、岩場に育つイワヒバは良く締まって育っています。

前を見ますと、十津川あるいは熊野川の支流なのでしょうか。どこを走っているのかまったく不明です。

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崖の上を見上げますと、イワヒバだらけです。胞子が飛び散り、大きな群落を形成しています。 よく見ますと、フデゴケが岩場に育ち、そこにイワヒバが育ったのか、と思わせる場面でした。
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次に案内していただいた、金網越しに咲くキイジョウロウホトトギスの穴場。 そこにはリンドウ、通称ササリンドウが見られるのでした。やはり夏の暑さを嫌うササリンドウだけに、山中の深山に咲く姿が本来のものなのでしょうねえ。
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そして次々と案内していただくのですが、山野草であり多肉植物でもあるツメレンゲの群落が見られたのです。 ツルソバと寄り合って咲くツメレンゲの姿。自然ならではの景観です。くわしくは別途、多肉植物販売カテゴリで取り上げたいと思います。
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次いで案内いただいたキイジョウロウホトトギスの穴場。かなり降りてきたことが分かる「シラン」の野生状態です。暖地性の地生ランが生育しているということは、冬もそう冷え込みがきつくはないのかもしれません。でもシランはラン科植物、乾燥を比較的好む宿根草だけに、湿潤を好むキイジョウロウホトトギスとの共存はどのように考えてよいのか、悩むところです。 そしてそこには山野草といってよいのか分からないのですが、野生のアリドオシ、つまり「一両」が苔むした岩場に張り付くように育っているのでした。
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キイジョウロウホトトギスを念願かなって観察に、思いを起こして10年以上の月日が経てしまっています。

そのキイジョウロウホトトギスの各地の生息地を案内いただく中で、それはそれは面白い植物たちの花が見られるのでした。

壁面一面にツルソバがびっしりと咲き揃っています。

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道路ののり面にもツルソバがびっしりと繁茂しています。

ツルソバは実のところ、山野草が本来であることを認識させられた一場面でした。

従来、生息地を見たこともなく、山野草業界では流通もなく、

むしろガーデニングの世界だけに当方の知識も底浅いものと改めてしまいました。

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暗闇となった山の中、案内していただいている知人は、分かって走っているのでしょう。

車はひたすら進むのですが、暗闇の中突如として現れたキイジョウロウホトトギスの雄大な姿を目にしたのでした。

そこにはまったくイヤ味のないキイジョウロウホトトギスの花の咲く姿がありました。

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この姿を見ますと、キイジョウロウホトトギスの生態をよく観察できます。

花の輪数もよく咲いて10輪内外、その下垂して咲く姿は高貴な上臈のごとくと思って

名付けられたのはやはり高貴な殿上人であったのかと思います。

その昔に京の都より天皇一行の行幸、つまり熊野詣が盛んにあり、

当地が京の都と近い関係が長らく続いたことと関係があったように思われます。

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暗闇に咲くキイジョウロウホトトギスの姿をよくとらえておりますが、

よくぞここまで自然の作り出す姿に驚きというより尊敬に等しいものを感じます。それこそ自然の「神技」ですねえ。

一日で七か所のキイジョウロウホトトギスの穴場巡りを案内していただいた知人は

「300km走りましたよ」とのこと。ありがとうございました。

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更に車は走っていくのですが、秋の陽が沈むのは早く、しかもここは山の中だけに辺りは薄暗くなりかけた時に、

このキイジョウロウホトトギスの穴場へとご案内いただきました。

ただし、この岩場のキイジョウロウホトトギスは夏の生育期にどのような環境であったのか、

葉焼けし、枯れてしまっている株を多く見ることが出来てしまいました。

やはり自然の環境の厳しさが見て取れます。

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同じ岩場で、より湿潤で夏の冷気と空中湿度の保持を要求するイワタバコが生息するだけに、

そのキイジョウロウホトトギスの姿は謎めいてしまいます。

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ともあれ、このように感動するかのように生息しているキイジョウロウホトトギスの姿が見られたのはラッキーでした。
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葉焼けしたキイジョウロウホトトギスが目立つように花を咲かせてくれていましたが、

例年この岩場がこうなのかは不明ですが、どうも本年だけが特異現象だったのではと思われるのです。

毎年このようになるのであれば、この生息地は枯れたとはいえ、

こんな立派な株が見られなくなってしまっているはずです。

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そのようなことでしたが、現在のデジタルカメラの性能に感謝しながら

辺りは暗闇になったキイジョウロウホトトギスの姿を記録したのでした。

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