園主のフォト日記
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遠目からも杉の大木に着生するように育っているそれは美しい苔に出会いました。
近づくとヤマゴケのホソバオキナゴケとも違う初めて見るコケでした。色々とあるものだなあと感心して見てしまいました。
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背面の岩場には何やらシダらしきものが見えるのでした。
近づいて見ると、チャセンシダのようにも見えるシダがびっしりと育っているのでした。
そこには間違いなくチャセンシダと小型のホウオウゴケが見られるのでした。
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さらに観察していきますとクジャクゴケが見られるのでした。
どうもこの谷は一面クジャクゴケの生育地であったことがわかります。
そのアップ画像です。
このようなクジャクゴケの生態に出会えたものと感激も忘れ、ひたすらナイスショットにカメラアングルを構えました結果、この写真でした。
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初めて見るチャセンシダの大群落、このように目に入ることはもう二度とないのではと思いながら観察するのでした。 崖に生育するチャセンシダは普段見慣れたポット栽培のチャセンシダと趣が異なり、野生味たっぷり「ワイルドやなぁ」と思わずことばが出そうなチャセンシダです。
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少しよく育っているチャセンシダです。
私的に言いますと、小型で締まっているタイプが好みなのですが、きっと日照条件、栄養状態等が関係するのでは。
チャセンシダ、クジャクゴケ、トサカホウオウゴケ等のコラボのある岩肌、貴重な現地の自然の生態に感謝するばかりです。
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どうです。このエレガントなクジャクゴケ、苔の貴婦人と形容されても良いのではと思います。
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この大木の杉の木には様々な苔が育っています。
今後色々と調べていきたいと思います。
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あたりを見ますと、トサカホウオウゴケにゼニゴケ或いはジャゴケのコラボも見られるのでした。 生育中のアブラゴケです。これまでに確認できたアブラゴケは、一箇所の生育地で数個体しか確認できませんでした。しかしこの岩肌では環境がより良いと見え、それなりの塊となって生育しています。
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それらの生育する岩肌です。 そしてその全体像の山肌です。
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谷間の林道にはこのようにハイゴケが見られました。 こちらはシノブゴケ、見た感じではアオシノブゴケではと思えるのですが。
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開けた谷間に出ますと、その崖に少し変わったコケが。 ウスバゼニゴケでしょうか。先端で二又に分岐する淡緑葉に、フリル状の切れ込みが印象的でした。蒴は蝸牛のツノのようです。
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道路沿いにはコスギゴケが育っていました。 胞子から見ましても、コスギゴケ、シノブゴケの生育する環境とはかなり暗いような。
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この紅葉する苔はといいますと、ツヤゴケではと思います。
何しろアントシアニンという色素を含んでおり、紅葉する苔ですから。
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そして上を見ますと、秋の実ものである野生の「サネカズラ」、別名ビナンカズラの結実した赤い房状の実が目に留まるのでした。
赤い実をした株を入手しても次の年には実が成らないとよく言われますが、雌雄異株。やはり花粉親が必要な樹木であることからやはり雌木1株ではと思います。
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次々と現れる岩場、そこにはミツデウラボシおが岩にへばりつくように育っている姿がありました。
日陰で空中湿度が高いというのが一つのポイントになっているのではと思います。

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深山に入り込んでいるのですが、山を越え、谷を越えてという言葉ピッタリのところへ、そこに目についたのが岩に着生してい育っているウチワゴケです。
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こちらの岩場にはヘラシダが着生しています。
その周辺には苔が見られるのですが、乾燥状態、この地区一帯は湿度が低いことがよくわかります。
乾燥したトサカホウオウゴケでしょうか。
ヘラシダは乾燥にやや強いのか、厳しい環境に耐えています。
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乾燥したコンクリート壁にクジャクゴケを見つけました。
かなり乾燥したクジャクゴケ、こんな環境を見るのは初めてなのですが、胞子を確認すべく探してみると、、
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ありました。
暗い谷なので、どうしてもピンボケになってしまいます。その内により良いカメラをと思うのですが、使い慣れたカメラは手放しがたいのです。
ここは一発決めました。かなりピントを絞り込んだ画像にはクジャクゴケの胞子が浮かび上がっています。
知人の業者から「赤い胞子のクジャクゴケを初めて見た」という報せに駆け付けたのです。
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谷川に乗り出すコンクリートの壁面にはクジャクゴケとトサカホウオウゴケが見られるのでした。 こちらはチョウチンゴケらしきものがビッシリと着生していました。
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その谷川を見下ろす道路の壁面にはミョウガらしきものが見られ、これも自然やなあと思わされるのでした。 と思っておりましたところ、車の行く先にはこのようにミョウガの群生が見られるのでした。季節であればミョウガの実も「土産に持って帰れるのになあ」と内心思わぬでもなかったのですが。
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さすがシダの宝庫の紀伊山地。このように群生したクリハランが見られるのでした。 突如として分厚いハイゴケが育っているコンクリート壁に出会いました。
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その崖を見上げますと、よく育ったハイゴケが見られるのでした。
このような姿を見せるのは聞い産地ならではと思える程です。
その壁面にはホウオウゴケがそれこそビッシリと生えているのです。
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トサカホウオウゴケらしきホウオウゴケです。崖からの伏流水が浸み出すコンクリート壁面。
その条件がこのように生長を促している様子がよくわかります。
こちらはマメヅタなのですが、極めて小さなマメヅタです。
珍しいと言えば珍しいものです。
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車は奥地へ奥地へと進むのでした。
するとそこにはイトゴケの群落が。
空中湿度がかなり高いことがわかります。
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初めて見た時はこれがコケとは信じられなく、「へぇー」と思ったぐらいでした。
関西人なら「オボロ昆布」としか見えないのですから。

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石灰岩地帯ではと思わせる岩場、そこにはシダのシシランとイワナンテンが生育する姿目に入るのでした。 シシランはあちらこちらの岩場に張り付くように育っている姿が見られます。
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その岩場にはコウヤコケシノブや小型のホウオウゴケが着生して育っている姿が見られます。 小型のホウオウゴケの拡大画像です。
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コロニーを上面から撮影した小型のホウオウゴケです。
多分トサカホウオウゴケかと思われますが、乾燥気味に育っていると見え、心なしか少し元気が無いようにも見えます。
やはり乾燥し、休眠状態のホウオウゴケの姿が見られるのでした。
雨期には育っているのでしょうが、意外に乾燥する季節もあることがわかります。

石灰岩地帯は乾燥地帯であることがわかります。但この地帯が石灰岩が隆起しているかどうかは調べなければなりませんが。
いずれにしましても全体が乾燥している感じです。

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急な山の谷の斜面から落石防止のコンクリートの壁がありました。
よく見るとトサカホウオウゴケらしき苔がびっしりと生えているのでした。
そのよく育っている拡大画像です。
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この先端が白っぽく特徴がある苔は珍しいなあと観察するのですが、コロニーも大きくなく、サンプル採取も諦めました。 葉の大きさからしてオオキジノオシダが見られました。
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いたるところに見られるヌリトラノオです。
先端から分枝している姿が見られました。
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次に急斜面の谷でしょうか、乾燥している為に水は枯れているのですが、きっと目指すホウオウゴケはあるに違いないと思い、観察することに。 すると、分布は大きくありませんでしたが、ありました。
トサカホウオウゴケらしきものが。
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水量が少なく、地下に潜ってしまうでしょうか。
トサカホウオウゴケもここにわずかしか分布が見られません。
クジャクゴケもないものかと探しますと、見つけました。
杉の枯葉を取り除くとその姿が。
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そうコロニーは大きくはありませんでしたが、クジャクゴケが生育する谷であることを確認しました。 どこにピントが合っているのか、後でわかるのですが、胞子を確認いたしました。
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更に車は奥へ奥へ進むのですが、コツボゴケとトサカホウオウゴケのコラボに出会えました。
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谷川に沿って山道は続くのですが、そこにはクリハランが育つ姿が見られました。
秋の山野草展にはシダ植物が重要なのですが、このクリハランもなかなか良いものです。
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大きな岩にシダらしきものが着生して育っていました。
その岩の下にはヒロハヒノキゴケが見られました。
ヒノキゴケに比較して小型のタイプで、テラリウムにはピッタリのサイズではと思います。
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枯れ木等に着生するように育つヒロハヒノキゴケです。
そしてその岩場周辺には、ホソバコケシノブが繁殖しているのでした。
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アスヒカズラを一度見てみたいということで、その生育地へ。
国道から一路山道へ車は走って行くのでした。すると「着きましたよ」と言って、この斜面を見せてくれるのでした。
やはり紀伊山地は山深く、年間降雨量も多く、しかも空中湿度がかなりある中で、このシダであるアスヒカズラも苔に守られながら育っているようでした。
根の少ない、というより細根がほとんど見られないアスヒカズラ、苔も根が無いといわれ、そのような中で育っているのでした。
そしてどうもこの苔はシッポゴケでは。
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道路から見上げるその斜面、アスヒカズラと苔が幽玄の世界へ導いてくれているような生育環境です。
苔はハイゴケですねえ。
ススキの株元に寄生しているかのように育っているアスヒカズラ、その周りにはカモジゴケがびっしりという言葉がピッタリの環境です。
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ハイゴケの切れ目に育つアスヒカズラ、
ハイゴケに覆われると、胞子の発芽もしないのかもしれません。
同じくシッポゴケに囲まれて育っているアスヒカズラです。
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シッポゴケとハイゴケの共生の中でのアスヒカズラ、埋もれるように育っています。 その斜面のアスヒカズラであっても、斜面の角度が違いますとまったくと言ってよい程生育する姿はありません。
日照の問題なのか、土の中の水分なのか、何が育つ環境なのか、考えれば考えるほど難しいことばかりです。
何しろこのアスヒカズラ、付近には全くその姿は見られないとのこと。何故ここにだけ生育するのか不思議な思いがいたします。
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その斜面にハイゴケだけが生育するのですが、そのハイゴケの拡大画像です。
ハイゴケも色々あるのですが、いずれも学名はハイゴケのようです。
側溝間際にはカモジゴケが見られるのでした。
やはり水分をより必要とする苔の特徴がでているのではと思います。
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アスヒカズラとカモジゴケのコラボはいかがでしょうか。
育てるには少し難しいアスヒカズラですが、植木鉢の上にてこの生育する姿の再現を試みられてならと思います。
そのカモジゴケとツルヤブコウジのコラボもなかなか粋なものです。
遠目にもよく目立ちます。
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同じ斜面であっても、地層によるのか、水が噴き出しているのかと思われるところには、ミズゴケが生育しています。
本当に何メートルしかないところで様々な生態が見られますのも、自然ならではです。
そして道路面のアスファルトの上には、ヤマトフデゴケらしきものが見られました。
好む環境がどのようなものか教えて欲しいとコケに聞いてみたい気もいたしますが。

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ここは初めて訪ねる地区でした。
山間部の空中湿度が高い、苔・シダがよく育つ環境かと思われ、谷筋のコンクリートの壁面にはコタニワタリが着生しているのでした。
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その谷に迫る山との間にわずかな田畑があり、少し観察してみました。
この農道にはシノブゴケが雑草に混じり生育しているのでした。
恐らくはトヤマシノブゴケではと思いながら観察するのでした。
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その農道の脇には、山から流れるせせらぎともいえる谷川にセキショウが見られるのでした。
セキショウにも色々あるのですが、このタイプは野生種。
水を好む湿生植物であることがわかります。
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廃屋になった庭であったのか、池の跡のような、そこには手水鉢のようなたまりの石があったのです。そして空中湿度とたまりの水とにより、シノブゴケがよく育っているのでした。
そしてイワヒバも野生の状態でこの辺りにも生育が見られるのでしょうか。
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そして野生のカワラナデシコが見られるのでした。
より早い季節であれば次々と咲くカワラナデシコだったのでしょうか。
咲き終わりかけているといえども、この季節に花が咲いているとはラッキーでした。
よく見ると株は大きくなっており、自然でこの状態になるにはかなり年数が必要ではと思われます。
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探しますと種子ができているだろう鞘も見られ、この種子を播けばカワラナデシコも発芽させるかなあと思い少しいただきました。 その鞘を辿ってみると、近くにやはり大株のカワラナデシコが見られるのでした。
身近に販売しているのですが、野生の状態で見るカワラナデシコは初めての事。貴重な体験です。
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辺りにはハイゴケがよく育っているのでした。
やはり空中湿度が高いだけによく育っています。
珍しいシダを観察に、思わぬコケとの出会い。赤いクジャクゴケの胞子を初めて見る。
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この谷筋シダが色々と見られるとのことで、ハイキング気分。

一山一山異なった環境だけに、初めて訪れる谷に興味は尽きません。

そうこうしている間に見るも美しいイトゴケとの出会いがありました。

これだけ育っているということは、空中湿度も相当なもの。シダといい、コケといいよく育つわけです。

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しばらくすると、コケシノブが見られました。

すると、案内いただく方はシダ植物に詳しく、「これはコウヤコケシノブです」との解説。

なるほど、小型でしまっています。

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初めて見るイクビゴケです。やはりかなり日陰を好むタイプ、つまり「明るい日陰」が育てるポイントかなと思われます。
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ホウオウゴケにしては少し小型タイプ。トサカホウオウゴケか、それともホウオウゴケか。

なかなか難しい判定です。何しろ種類が多くありますので。

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川沿いの護岸にヤノネシダが生育しています。
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それと同じようにへばりついて育っているヒメサジランです。空中湿度を必要とするシダです。 対岸の岩には、コウヤコケシノブがよく育っているのでした。
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岩場には、マメヅタの極小ともいえるかわいらしいマメヅタが見られました。 自然の木にも、このように着生して育っています。この谷は小型のマメヅタばかりが見られます。
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ジュウモンジシダも見られました。 タチシノブも見られました。
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大きな群落のタチシノブです。 生育する谷はこのような環境です。昔は街道であったようですが、今は新しい道もできて、通る車も出会えません、
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山道を下り始めますと、お茶の木が育っているのです。 鳥が運ぶと見え、さすがお茶の里での出来事です。
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初めて見る赤い胞子のクジャクゴケ。この季節にしか見ることのできない胞子だけが頼りです。
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当日は小雨混じりの曇空、たまたま晴れまして直射光線がクジャクゴケに届くというシャッターチャンス。

うまく撮影できたでしょうか。

次の目的地に移動。そこにはミズゴケの生息する様子が山道から見られるのでした。
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ここはやはり山間の田んぼ。畦にはシノブゴケが生育しているのでした。

弊園が開園しております大原野にもたくさんの田んぼが見られますが、このように畦にシノブゴケは見られません。

やはり空中湿度がいかに高いか、よく分かります。

そしてこの空中湿度が高いということが、お茶にとって好条件で、この辺り茶業が盛んになった理由がよく分かります。

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そして少し山道へ入ったところで、イトゴケが見られるのでした。

空気中の水分を吸収して育っているイトゴケ、いかにこの辺りの空中湿度の高さが分かるというものです。

コケの生育に最適地です。

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山道を開くときに一部護岸工事をしたところがありました。そこにはシダのヤブソテツばかりが見られるのでした。コンクリートは石灰分つまりカルシウムを多く含んでおり、このカルシウムを好んでいるシダがヤブソテツかもしれません。 ヒノキシダも見られました。
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大きく育ったシッポゴケが突如として現れるのでした。

おそらくはこの大きさになるまでに何十年の月日がかかったものと思われます。本当にきれいに育っていました。

やはり日陰で、園芸的に言いますと「明るい日陰」といい、直射光線が当たらない条件をいいます。

テラリウムでは、このような条件のところに置きますと、苔は枯れません。

そしてこのシッポゴケ、やはり山の斜面に生息し、雨が伏流水となっていることがよく分かるかと思います。

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さらに歩いて行きますと、ミズゴケが見られるのでした。休眠期ですから茶色くなってはおりましたが。 近付いてみますと、よく締まって育っているミズゴケです。風通しが良いので締まるのかもしれません。
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はじめは人が来られて採取されたのかなあと思われたミズゴケの乱れでしたが、よく見るとどうもシカの歩いた足跡の様子。おかげでミズゴケの内部が分かりました。 切通した山道は、やはり明るい日陰。ミズゴケを栽培する条件は、このような環境かと思われます。
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辺りにはダチョウゴケらしきコケも見られます。 或はフトリュウビゴケではと思われるコケも見られます。
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ツルリンドウの実生株が見られます。きっと親株は林庄に花が咲いているのではと思われます。

ショウジョウバカマも見られます。

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シッポゴケらしきものが見られました。シッポゴケにも個体変異があるのか、少し違っているようにも見えますが。
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倒木が見られました。本年9月の二度にわたる台風によってなぎ倒されたのでは。

岩肌の腐葉土の層に育っていただけに、台風の強い風でめくれた感じでした。

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そしてそこにはミズゴケの育っている姿が見られました。 フトリュウビゴケも見られるのでした。
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引き返しざまに、ミズゴケにツルリンドウの赤い実を見つけました。絵になりますねえ。 反対の山裾には茶畑が広がっています。空中湿度が高く、きっとよいお茶のできる環境では。
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帰り道に気付きましたツチグリです。当方は初めて見ました。常に自然を見て回っている方からすれば珍しいこともないのかもしれませんが。 そしてシノブゴケのコロニー、多分トヤマシノブゴケではと思われます。
茶畑が広がる和束町、以前は宇治茶の隠れた産地として茶業が主とした静かな農村でした。
ところが今やSNS時代、この隠れた産地が表舞台に訪れる人も多く、この農村も変わろうとしています。
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その茶畑の広がりを見渡せるところです。
やはり自然がたくさん残っている農村だけに、コケやシダも観察できるのでは。
以前よりお願いしておりました、案内いただける方を頼りに、この京都府南部を訪れました。
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まずはカミガモシダが群生する谷を御案内いただきました。
このカミガモシダ、何か環境を好むと見え、あるようでないシダです。
谷川に沿った林道沿いに、カミガモシダはその壁面にへばりつくように育っているのでした。
以前よりカミガモシダは水を好むシダであることは経験しておりましたが、この生育地を訪ねまして初めて理解できました。つまり、山に降る雨がこの壁面に浸み出しているのです。
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大木の杉の株元にもこのような群落が見られました。
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岩肌にも着生して育っているのでした。
これらの環境を考えますと、コケとよく似ており、水を好むシダであることがよくわかります。
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足元には側溝に水が流れ、山から染み出す水と合わせて空中湿度を高めております。
そのような環境に大型のシノブゴケが見られました。
かなり大きく見た目も美しい大型のシノブゴケ、オオシノブゴケ、或いはオオアオシノブゴケではと思われます。
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すぐお隣には違ったタイプのシノブゴケ、多分アオシノブゴケではと思われるシノブゴケが側溝沿いに広がりを見せています。
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やはりホウオウゴケが見られました。
多分トサカホウオウゴケかなあと思いながら、上のシノブゴケとの相性を見ております。
ここではまた違ったシノブゴケが見られるのでした。何かより締まった細かいシノブゴケです。
そのシノブゴケの上の斜面には、キジノオシダ、オオキジノオシダが見られました。
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そのキジノオシダと仲良く生育しているシノブゴケでしたが、よく観察してみますと、何か違うような感じがしないわけでもありませんでした。 それはといいますと羽を広げるように生長しているシノブゴケが見られました。
一筋の谷でも様々なシノブゴケが見られました。
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今回珍しいシダも御案内いただきました。
それはカミガモシダの生育地であるだけに、ヌリトラノオとカミガモシダの自然交雑種が見られるのでした。
その自然交雑種はアイヌリトラノオと命名されています。そして大きいのです。
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そのアイヌリトラノオの小株です。
環境が良かったのか、たくさん寄り添うようにして育っていました。
岩肌にしがみつくように育っているアイヌリトラノオです。
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大きな杉の大木の根元に育っているアイヌリトラノオです。
やはり岩場と違って栄養分があると見え、美しくよく育っています。きっと腐葉土の層に根を広げ、そこから栄養分を吸収しているのではと思われます。
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大きな一枚岩です。
そこにはマメヅタがびっしりと育っています。
そしてシノブゴケもやや痩せているよう育っています。
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その岩の下の方にはヌリトラノオとカミガモシダが着生するように育っている姿が見られました。

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長らく入荷のなかったマメヅタラン。今回素心花混合ということでご注文いただいたのでしょうか? 改めまして撮影。来年の花期のころ喜んでいただけると良いのですが。 こちらはラン科植物ではなくシダ植物のマメヅタです。特に小型のマメヅタを選別しましてヒメマメヅタとすて販売しております。今回ご注文いただきましてパック詰めしたものを改めまして撮影。お送りする見本商品もより見やすくなったことかと思います。
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新芽のきれいなコゴミ。
食用になる「食べられる野草」としても人気です。
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