園主のフォト日記
2018年6月
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オオカサゴケの発送です。5月下旬に入荷した和歌山県紀南産のオオカサゴケ。深山幽谷に生育していたと思われます。平地の弊園では地上部は枯れ休眠状態。その株をお送りしたのではお客様より不評を買います。販売する側も苦労が絶えません。テラリウムにはこのシノブゴケとのコラボが最適かと思います。 天然ハイゴケ中パック。
少し養生しており、緑色の良い色をしております。
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スナゴケ大トレーです。従来採取品を販売しておりましたスナゴケですが、弊園では昨年よりスナゴケの生産に力を入れ、少しでも皆さまにより美しい本来のスナゴケを見ていただきたく注力しております商品です。
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スナゴケ小トレーです。同じく、美しい本来のスナゴケをみなさまにお届けするよう一年がかりで生産。2年3年と経ますとより美しくなるのですが、現在もご注文があれば発送しております。
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ヒノキゴケ交じりのハイゴケを一年養生しました。ネットを敷きそこにハイゴケを広げて一年。乾燥に強いハイゴケはそれなりに育ていますがヒノキゴケは乾燥に弱く、枯れた状態。ヒノキゴケの育て方のヒントがここにあります。そして思わぬお客様、シッポゴケの出現です。
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このシッポゴケも乾燥に弱いと思われ、昨年は見ることが出来なかったのですが、本年は春からしっかり水やりをしますとエンジンがかかったのか思わぬ生長にびっくりしました。きっとテラリウム等でしっかり管理された場合このようなことが起こるのでは。
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ヤマトフデゴケ。昨年の今頃、6月にフデゴケの大量注文を受注。受けた当方も採取業者もフデゴケは初めて、しかし採ってきたのでした。今思えばフデゴケでもヤマトフデゴケであったのですが、青々としてとても美しいもの以外にも、真っ黒になった枯れた状態のものもあったり、「おまけ」としてショッピングバッグに入った小さな小さなフデゴケのくずのようなものも受け取りました。
そこから選別し、分厚く緑の美しいものだけを出荷、残りは何も分からないまま一年養生したのです。するといつのまにか緑の美しいヤマトフデゴケになっていました。本当に苔というのは枯れません。されど環境が合わないと消えていくのが苔です。
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ヒメクジャクゴケ。今春入荷しましたヒメクジャクゴケを4号丸カップに入れたところです。
5月26日の園主の日記にてヒメクジャクゴケを弊園にて越冬、成長させた記録をお見せしているのですが、約1ヶ月前はまったく見られた状態ではなく、新しく入手したものでした。このヒメクジャクゴケ、この5月の季節かなり変化していくことがわかります。
そして、クジャクゴケとヒメクジャクゴケの違いも今後解説しなければならないし、誤りのないものをお送りしなければと存じます。
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オオカサゴケ。5月下旬に入荷しました和歌山県紀南産のシノブゴケとのコラボのオオカサゴケ、このオオカサゴケは茶色く変色することなくちっとも傷んでおりません。苔を入手している採集業者は複数いるのですが、片や6月8日の園主の日記に書きましたように「まったく無かった」という現象、片や今回のような元気なオオカサゴケを入手。おそらく採取場所によって越冬条件が異なるのでは? そして、御注文は4号丸カップにお入れしましたものをこのような見本としてお送りしております。弊園の在庫のオオカサゴケが生長するまではと思います。そして今回のオオカサゴケはどのように変化するのでしょうか?
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フロウソウのパック詰め。春によく生長した和歌山県産のフロウソウ。画像ではほぼ分からないのですが、弊園にて養生しますとこのように変化します。人気のコウヤノマンネングサとは違った趣ですが、このフロウソウも捨てたものではありません。 タマゴケのパック詰め。タマゴケも人気の苔、たくさんのご注文をいただきます。密な株を主体に詰めましてお送りするのですが、そうでない株は(B)として今回販売。1年2年と薄まってしまっており、いざ作るとなるとまだまだ勉強不足。苔の生長サイクルが他の苔と異なることが最大の原因では?と思っております。
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コスギゴケのパック詰め。夏から秋にかけての胞子のうの出たコスギゴケは人気の苔。その後は弊園にて管理するのですが他のスギゴケとは少し性質が異なる様子。ともかくも春の生長はこの通りなのですが……。 オオシラガゴケ。シラガゴケ科の中の大型タイプです。弊園にて2~3年育てている固体もあるのですが、現地へ行くとなるほどと思える生態。シラガゴケ科ではテラリウムに最適なものだけに今後の普及が大事かと……。
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ホソバオキナゴケ。ヤマゴケを代表する苔です。弊園にて丸一年以上管理しているはずです。このホソバオキナゴケ、なんとなく丸々と育っているのでは? しかし育てるのは少し気難しく、人気の割には商業的な人工栽培は聞いたことがありません。 とはいえ、この丸々と太ったホソバオキナゴケを見ますと人工栽培も可能なことが分かります。後は時間とコストの問題でしょう。そう考えますといつまでも山採りに頼らざるを得ないことも分かります。
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シノブゴケの種類までは同定できていませんが、一見してカサゴケのように生長しているシノブゴケです。 コスギゴケの春の芽出しです。他のスギゴケも同様ですが、春の生長は美しく、この雨上がりの状態は最高です。
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水漬けのハイゴケです。ハイゴケの水中化はなかなか難しいのですが、やはり生育適温の問題かと思います。このハイゴケも今はこのように水に浸かってても問題はないのですが、梅雨明けと同時の気温上昇とともにイッキに蒸れて枯れてしまいます。 ヤマゴケのホソバオキナゴケを利用した「おかまりも」、足掛け三年育てていますがよく育っているものとそうでないものに分かれます。今回この状態を見ておりますと、胞子からコロニーを作るのですが、環境の違いがあっても生き残る知恵として、胞子ひとつずつに個体差があるのでは。
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カサゴケモドキ 奈良県産。弊園にきて5~6年は経ているのでは。当初採取業者に初めて苔の採取を依頼、そしてカサゴケを持ち込んでくれたのでした。当初このカサゴケ(カサゴケモドキとは判定不明)をどう育ててよいのやら、枯れるトレーもあったのですが、このトレーは毎年よく育ってくれています。そして古葉は丈夫で冬の寒さにも耐えています。 こちらは京都府下産のカサゴケモドキ。やはり古葉も丈夫で変色せず、新芽の展開が始まっています。
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オオカサゴケです。鉢植えでシノブゴケとオオカサゴケの寄せ植えを試作しております。シノブゴケからオオカサゴケが顔を出しています。 これがオオカサゴケの春の状態です。弊園での栽培の様子ですが、なかなか難しいことがわかります。
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このオオカサゴケの冬の間の管理は大体わかってきたのですが、最近「昨年秋たくさん見られたところへ行ったところ何もなかった」と採取業者から連絡があり、おそらく自然界でもこのような状態かと思われます。
実は苔のお客様があって、「昨年は容器にいれておいたオオカサゴケ、水中花でよく育っていたのですが」とお話しますと「実は私もそれを覚えており、今日どうなってるか知りたくて来ました」とのこと。何かヒントがありそうです。
こちらは和歌山県紀南産のコウヤノマンネングサ。入荷時にシノブゴケとのコラボ状態、それをそのまま管理しておりますと、いまやテラリウムには理想的に育ってくれています。今後この寄せ植え育ちの販売を考えるべきかと。
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こちらもコウヤノマンネングサ。採取株をそのままの状態で育てて足かけ三年目、きれいに育ってきております。 給水トレーに育てまして足掛け三年、初期の入荷のコウヤノマンネングサです。よく育っておりますが、今後の夏越しが少し問題です。
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約10日前に入手した採りたてのコウヤノマンネングサ、和歌山県産です。この株で一株のコロニーを作っています。おそらくは相当な年数では? 実はよく見ると胞子を見ることができたのです。コウヤノマンネングサには胞子は稀ということが図鑑等にも解説されていますがその通りです。
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フロウソウ 和歌山県産です。入荷したときは茶色ちゃいろしておりましたが、このように青々と育ってきてくれています。 コツボゴケです。冬の間本当にどうなっていくのか自信のない苔でしたが、冬の戸外においておいてもこのように育ってくれています。
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コツボゴケ中パックのご注文がありました。春の芽出しのきれいなコツボゴケ。一番きれいな時では。 ヤマゴケといわれるアラハシラガゴケのご注文です。少し大きめのコロニーです。販売しましてなかなかの人気。水分を意外と好むところからテラリウムに向いているのでしょうか。
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生ミズゴケ小トレーです。昨年秋採取したミズゴケをそのままの状態で育成。この6月後注文いただきましたので発送です。 こちらはスナゴケのフルーツパック(中)の大きさです。よく育ち梅雨時の美しさを保っています。
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庭園用に張るスギゴケです。よく育っています。このスギゴケはウマスギゴケではなく、遠くから運ばれてきます。このスギゴケが一番耐水性があるのか、近年造園業界でスギゴケといえばこのスギゴケです。25cm×25cmの規格です。 タマゴケ小トレーのご注文です。ただいま入手中のタマゴケは密生して育った、テラリウムには向いているタマゴケかと思います。やはり梅雨の季節一段と美しく育っているようです。水分を切らさないことが育て方のコツです。
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スギゴケの中でも特に水切れに弱いウマスギゴケ。
京都の寺院を代表するスギゴケもこのウマスギゴケかと思われます。弊園ではしっかり育ったウマスギゴケをお送りすることを考え、本来日陰で育つ性質を、好日性よろしく終日日光に当てながら育てています。それには水切れさせると瞬く間に茶色くなってしまいますので、水やりには注意が必要です。
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ジガバチソウといわれる小型野生ランの入荷があったのですが、よく見るとその植え込み材はなんと本物のフデゴケです。稀少なフデゴケ、おどろいて思わず「採れたところは?」と聞くと「新宮の方」とのこと。再度チャレンジしたくなりました。
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ムクムクゴケの入荷です。冬のあいだ凍りついていたムクムクゴケも今やしっとりしています。
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そのトレーの中に見慣れぬコケが。同じムクムクゴケの仲間か? 今後勉強することがまたひとつ増えました。 アラハシラガゴケといわれるヤマゴケの入荷です。意外と人気があり驚かされます。
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何年か前にオオカサゴケが入荷していたのですが、その管理方法がわからずただ水をやっているだけの毎日でした。その入荷時はというと、パンの入っている大きなプラスチック箱の底に赤玉土の中粒が敷いてあって、その植えにコケまみれのオオカサゴケが大きなコロニーを作っていました。しかし毎年オオカサゴケが少なくなり、そして夏には枯れてしまったので、思い切って水漬け状態。この季節芽吹きしてくれました。周りはシノブゴケとコツボゴケ、どれも美しい苔たちです。
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それではと思い他のオオカサゴケが育っている苔トレーを見ますと、新しい芽吹きが見られるのです。何となく管理法がわかったというか、一安心です。
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こちらは弊園の戸外にて越冬したクジャクゴケです。冬の間寒気がきびしく、しかも風が強いため、苔にとっては最悪。本当に見る影もない状態でしたが、今は元気に育ってくれています。 コウヤノマンネングサの新芽です。この株でここへ来て三年目でしょうか? よく育ってくれています。今は緑々なのですが、無肥料で育てていますと秋には茶色く変色し焼けやすいようになります。自然界では腐葉土中のミネラルの補給をうけ、青さを保っているのですが、やはり人工栽培では肥料の補給がかかせません。コケ植物もやはり植物です。
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コツボゴケです。この苔も作りづらい苔でした。それでもこうやって新芽を吹いてくれていますので、夏越しをどのようにするか、本年再チャレンジです。 オオカサゴケとシノブゴケのコラボ。テラリウムには理想的なオオカサゴケの寄せ植え。この季節の御注文にはこのような状態でお送りできるよう栽培法を考えてみます。
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大トレーに詰められた品質の高いタマゴケ。
自然では胞子で増えていきますのでやはり遺伝子が違うようで、様々な個体が見られます。画像のように目の細かいものから荒いものまで様々。弊園では可能な限りテラリウム観賞用に目の細かい密な品質のものをお届けいたします。何しろ胞子から30年は経ているとか。大事に育ててください。
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タマゴケの入荷を見ておりますと、様々な山野草が混入しております。
チャボホトトギス、イワタバコ、そして今回は地生ランのミヤマウズラ。いずれも日陰を好み、更に空中の湿度を要求する植物です。日陰の岩肌の水が染み出すような環境に生育するタマゴケ。そこに水を好み、空気を好むという地生ランのミヤマウズラの自生が見られる。育て方のヒントになるのでは。
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弊園の冬の寒気のすごさは苔にとって最悪の環境かと思われます。
このヒロハヒノキゴケもおかげ真茶色に変わっていましたが、ようやく暖かくなり新芽も成長。販売にも少し安心いたします。
こちらはフトリュウビゴケ。
この苔も冬の寒気にはどうなるかと少し不安でしたが、ようやく元気を取り戻した感じがいたします。
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1株、つまり一次茎に二次茎一葉だけのコウヤノマンネングサを浅ポットに僅かな土で定植して早や3年。
このように春になりますときれいに育ってきました。今後の栽培品をテラリウム用として販売して行きたいと思うのですが、さて何年かかるやら。
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我国にはホウオウゴケが40種余り自生しているとか。
このヒメホウオウゴケといってよいホウオウゴケの小型種、一度鑑定に出してみます。
でも自然では岩にこのように美しいコロニーを作って育っています。
パックの中に納まっているアラハシラガゴケ。
現状を見ると、ホソバオキナゴケとそう違いがないように見え、いずれもヤマゴケの名にて流通していることがよく理解できます。
でも栽培すれば違いがはっきりしてきます。冬を越したアラハシラガゴケはこれからが成長期です。
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ヤマトフデゴケです。
昨年秋注文があり、初めて入荷したヤマトフデゴケ。冬の間の寒気の厳しい季節にどう対応してよいのかわからず、ハウス内と戸外に分けて管理。
こちらの画像のヤマトフデゴケは戸外にて管理したものです。3月4月は茶色くなり、どう見ても売り物にならなかったのですが、気温の上昇とともに
緑色を呈し、何とか復活してきました。
こちらは和歌山より入荷しましたヒメクジャクゴケ。
春の新葉が展開してきております。弊園での管理は寒さが厳しかったとみえ、昨年の芽がやはり茶色くなり、これではお客様にはお送りできないのでは?
と思い発注。
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新葉が育ち、いかにも若々しいヒメクジャクゴケです。 乾燥防止にムラサキミズゴケが敷いてあり、極めて贅沢な使い方です。
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この大きな一枚もののヒメクジャクゴケ。
すごい年数を経てこのようになったのでは。それをべりっとはがしています。
敷いてあったムラサキミズゴケですが、新芽も育ち始めており、これはこれで養生していきます。
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