園主のフォト日記
2018年10月
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周りは竹藪、室戸台風以来50年ぶりという大型台風、大木は倒れ、苔培養場の周りも相当な被害。

落葉も相当なものでしたが、スタッフがきれいに掃除をしてくれてましてこの通りです。

でも、遮光ネットは吹き飛ばされ、日々晴天の下で苔栽培をしております。珍しく夏でも青々としたハイゴケが入荷。

しかし本年度の異常ともいえる高温にて、今思えば少し焼けたのでは。

今後新調する遮光ネットはより暗いものにする必要がありそうです。

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9月に入っての秋の長雨、ハイゴケもよく成長してくれました。山と違って平地では環境が異なります。

近づいて見るとかなり締まって育っていることが分かります。

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シロバナツルボ3.5号(10.5cm)ポットです。

夏の間休眠して葉もなにも見えなかったのですが、やはり涼しくなりますとこのように咲いてきました。

弊園の周りにも時折この季節、野に咲いている姿が見られますので、ぜひ撮影したいと思います。

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ミズゴケを養生しておりますトレーからサワギキョウが咲きました。

昨年滋賀県信楽町へ行ってミズゴケを採取してきまして、その後培養しておりました。

その採取したミズゴケの中にサワギキョウの種子が混入していたのか?不思議な現象です。

弊園でもサワギキョウは取り扱っておりますが、置き場が離れておりますので種子が飛んでくるとは考えにくいのですが。

滋賀県信楽町産として今後育ててみたいと思います。

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信楽焼の陶片にヤクシマススキとシロハナナンバンギセルの寄せ植えをいたしました。

種を播いたのは昨年の早春、ヤクシマススキを植え替える頃です。

こう見るとヤクシマススキよりもイトススキが良いように思います。

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実はもう一つ見ていただきたいものに、ハイゴケがあります。ハイゴケを張り苔として寄せ植えに使用できるか実験しておりました。

やはり昨年の早春に寄せ植えの「土止め」としてハイゴケを使用、昨年は張った年でもあり、しかも夏の間毎日の水やり。

ハイゴケもムレてムレて、真っ茶っ茶。高温多湿に弱いことが実証できました。

本年はといいますと、そのハイゴケもしっかり根付き?まして、春もしっかりと育っていました。

さすがに夏もムレてしまっておりましたが、9月に入りますと「秋の長雨」あっという間に緑が回復してきました。

これなら寄せ植え用としてハイゴケも使えるのではと思います。

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本年は秋の長雨が例年より早く訪れたのでは。
その影響で気温もイッキに下がり10月並みとか。

ウマスギゴケもほんの少し前の8月21日には茶色く焼けていたのですが、生長モードに切り替わったところ、この通りになりました。

ウマスギゴケはオオスギゴケよりも回復力は弱いと思っておりました。
それはより日陰を好む性質だけあって、日照の強い強光線下では焼けやすくなるからです。
それが意外に早く青々するのには少し驚きました。
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貯水施設に生育するウマスギゴケは雨を連日得られたのか、活き活きとしている姿が見られます。
「苔と雨」ビックリの形容詞です。
隅っこにミズゴケも。
でも年間の水量が少ないのか、広くは成長しません。
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京都方面へ繋がる国道432号線の大津市側、真夏は消えていたように休眠しておりましたスナゴケもイッキに回復してきました。
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排水溝を境に上段、つまり山側はシノブゴケ、下段道路はスナゴケです。 そのシノブゴケの拡大画像です。
これからシノブゴケの品種を同定しなければと思います。
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実はサギソウが咲いているということで観察に行くことに。

そして集合場所はこの神社に。

立派なお社。農耕の神として、

近在の農民の信仰を集めていたことと思われます。

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境内を見ますと、自然石を積み上げた灯篭にハイゴケが育っているのでした。

夏だけに雨も無く、休眠状態のハイゴケ、色は青々としてハイゴケの育て方を教えてくれています。

何事も自然に学ぶ、特に苔はそのことが大事かと思います。

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お社をお守りしている狛犬、遠くインド、ペルシャから伝わった獅子の座像です。

よく見ますとヤマトフデゴケが、やはり休眠した状態で育っているのでした。

おそらくはこの神が降りるとされるこの鏡山のどこかにヤマトフデゴケが生育しており、その胞子から生まれたのでは。

この生育を見ますとやはり好日性に近いことが分かります。

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お参りも済ませ、これからこの山へと階段を下りますと大木が。そこにはウチワゴケが見られるのです。

ご案内いただいた方より「今は休眠状態ですが」とのこと。

きっと雨の後にお参りをしますときれいに育っているウチワゴケが見られるのではと思います。

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サギソウの咲く湿原のある山への入り口です。そしてそこにはシッポゴケが生育しているのでした。
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こんなに身近にシッポゴケが見られるとは。

乾燥した休眠状態のシッポゴケですが、ヤマトフデゴケといいやはりシッポゴケ科はやや明るい日陰が好みなのでしょうか。

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以前より増量しまして、10本(新葉だけ)にしましてお送りいたしております。

どのような状態になるか一度画像にしなければと思いながら今日に至ってしまいました。

古い二次茎はカットしてさし木していただきますと、新しい不定芽が発生するのではと思います。

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信楽の茶畑です。スギゴケは実にたくさん見られ、この茶畑はウマスギゴケが生育しています。

ところがこの夏の日照り、雨も無く、まったく焼けた状態。

この状態を見ますと「スギゴケは全日照を好む」ということは当てはまらないのでは?

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よく見ますと水が無く、枯れることを防ぐことに休眠状態になっています。

これを通常枯れているということになっているのでは。

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ところがこの茶畑よくできておりました。

どのような目的でこのような貯水施設?を作られたのかわかりませんが、ウマスギゴケにとって天国でした。

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何年も育っているウマスギゴケ、これを見ますとスギゴケの条件つまり「水が必要」ということが分かります。

全日照というのにはその条件の中に水が充分供給されることが必要ということがよく分かる茶畑です。

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そしてこの茶畑の排水溝、そこに流れる雨水は肥料分を含んだ栄養たっぷりの水。

茶畑に施される肥料が浸み出し、このウマスギゴケを生長させているのでは。

いずれにしましても従来解説している伏流水が必要との条件を証明しているのではと思います。

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弊園自慢のホソバオキナゴケを使った苔盆栽です。軽石に植え付けています。

よく育ち、大きくなりました。気が付けばこの大きさです。

ホソバオキナゴケを育てることはなかなか難しいことなのですが、環境さえ合えばこのように大きくなります。

ただ、どのホソバオキナゴケも等しく大きくなるかというとそうではなく、

弊園の栽培環境に合ったホソバオキナゴケだけが育ち、合わなかったものは次々と枯れていきました。

おそらくは胞子ひとつひとつに個体差があり、種の保存の原則が作用しているのでは?と考えさせられます。

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約一週間程前に入荷しておりました。その時の紅色は本当に目がさめるような色でした。

深山では夏でも涼しく、ムラサキミズゴケにとっても良い環境だったのではと思います。

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赤もあれば緑もあるムラサキミズゴケ。

多分、緑色をしているのは日光に当たり、生育がそれなりに見られるのか、或いは個体変異なのか?

秋から冬にかけて観察してみなくてはと思っています。

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4号丸カップに入れました生ミズゴケです。これは信楽焼水盤鉢を使用してのミズゴケの苔盆栽の特製生ミズゴケです。

弊園で生産しているミズゴケの中で特に生え揃っているきれいなところをカットして入れております。

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シラガゴケ科のオオシラガゴケの中パック製品です。

ヤマゴケといわれるホソバオキナゴケ、アオハシラガゴケはたくさん売れていくのですが、

このオオシラガゴケは認知度が低いと見え、そう多くはご注文いただけません。

こんなにきれいな苔なのにです。栽培していて、すごく育てやすい苔なのですが。

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水を切った断水状態で管理しておりましたヒメヘイゴケです。

本年の夏は異常な暑さ、この暑い日中水やりしますとムレてしまって枯れてしまいます。

山々を訪ねますと乾燥という中でムレることを自ら防いで夏越しをするハイゴケ、

自然の中で思う以上に合理的に生育している姿がそこに見られるのでした。

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その断水し、乾燥状態の拡大正面です。チリチリになっておりますが、

水をやりますとまたたく間に吸水して本来の姿にもどる、不思議な植物が苔です。

夏の間ムレを防ぐということもあって、この乾燥状態でお送りいたします。

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