園主のフォト日記
2019年10月
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冬の低温期は我国の植物はほとんどといって良い程休眠期。苔も例外にもれず休眠期。葉緑素の活動もストップ。すると苔の本来持っていた色素の色が出てきます。この色がミズゴケの種類の分類の一つにもなっています。
丸いタマゴケを以前より取り扱いたいものと考えておりましたが今日その機会がありました。4号(12cm)カップの大きさです。
深山幽谷に生育するというイトゴケ。大変珍しくそして育てにくいコケでもあります。
そのイトゴケを小パックに入れての販売。
木の幹、小枝等に着生して育って行くイトゴケ。空気中の湿度が高く、それでいて夏の暑さに弱く涼しさを求められるコケです。大きくなるには相当な年数が必用なのでは。
そのようなことで小パックにて販売。ビバリウムに最適なコケではと思います。
タマゴケのテラリウム試作品です。1月13日に作成してもう少しで約1ヶ月。ハウス内に置いておきました。本来テラリウムは色々な意味に於いて、オープンなのが理想的ではと考えるのです。
寸同型の硝子容器に「苔の土」を入れます。富士砂も良いかと。それにほど良いタマゴケを入れ、副に竜眠石を入れます。この竜眠石かっこよい石です。
上から見たところです。
何か物足りなさを感じますので、白馬のフィギュアを置いて見ました。陶器製なので長年扱っている間に足が折れてしまっていますが。
上から見ても感じよく出来ているのでは。 再度見ていただきたく存じます。今後このようなオープンなテラバイトが普及するようにしたいと思います。何か現在のテラリウムの方法、苔にとって最適とは言えないのではと思います。今後は解説したいと思います。
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更に奥地へ車は走って行くのですが、するとマンリョウの野生種、かなり大きい株が目に入りました。
この大きさになるまで自然ではかなりの年数ではと思うのですが、やはり日照の少ない、薄暗いところに自生は見られます。
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アサマリンドウです。
やはり冬の寒さによって休眠状態になりかけています。年が明けて1月2日の本格的な寒気で、この辺りも雪が積もることも、その頃には地上部も消えているのではと思います。
そして、大きなイワナンテンです。
この辺り一帯、あちらこちらにその自生が見られ、環境が適していることがよくわかります。つまり、国内種のイワナンテンは日陰の花木ですねえ。
そして下垂性だけにキイジョウロウホトトギスと同様、崖にその生育する姿が見られます。
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マンリョウとまた出会えました。
この辺りは環境が適しているのでしょうか。やはり日陰の樹木、花木ですねえ。この谷は日照も少ないのではと思います。
江戸時代に流行した植物、当時冬の観賞植物として持て囃されたのはわかる気がいたします。
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車は少し開けたところへ出てきました。
するとそこにはコスギゴケが育っているのでした。
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辺りは天然林が切り開かれているところでした。多分植林を待っているのでは。そんな瓦礫の岩場にコスギゴケは育っているのでした。
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林道の下には谷が、その林道ののり面には小型のホウオウゴケがよく育っているのでした。
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ホウオウゴケの種類はといいますと、今後の鑑定を待たねばなりませんが、それはサンプリングさせていただきました。 巨木の二又には腐葉土が積もり、そこにはクリハランであったり、シシランであったりするシダが育っておりました。
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更に車は走って行きますと、今度はセンリョウに出会いました。
山で見るセンリョウは初めてのこと。珍しさもあって「あるんやなあ」と独り言をつぶやいているのでした。
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次に、水の流れの枯れた山の斜面の谷、そこにはホウオウゴケが大きな石に着生しているのでした。水が切れているせいか、少し痩せ細っている感じがいたします。
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或いは、水が切れて月日が経ているのか、ホウオウゴケも茶色変色を始めているのでした。
おそらくは休眠に入っている、強制休眠ですが、ある時期、例えば梅雨期の連日雨が降る頃には復活するのではと思います。
いずれにしましても、この山といいますか、付近一帯は乾燥した地帯です。
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ある谷川にかかるコンクリート橋を渡ると、その谷にはクリハランの群生が見られました。
日陰で水を好むようなシダであることがわかります。
そのコンクリート橋にはこのような苔が育っていました。
比較的乾燥に強いのかもしれません。
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しばらく走ると、案内してくれているドライバーでもある知人が「オオカサゴケですわ」との一声。どこどこと見回すとあるのでした。 通常オオカサゴケは地表面に育っている場合がほとんどなのですが、ここでは岩場に着生してオオカサゴケの姿があるのでした。
多分わずかの腐葉土の層に育っているのではと思います。
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このオオカサゴケ、コケだけに岩場に着生して育っているのには驚きです。おそらくは岩場に元々育っていた他の苔の上に、胞子で育って行ったのではと思います。 乾いた岩場にはオオカサゴケのミイラが見られるのでした。おそらく梅雨期の雨の多い季節にはよく育っているのでは。

元々乾燥地帯のこの山、オオカサゴケがこのように育っているとは考えられないのですが、不思議なことがあるものです。考えられることは、紀伊山地、我国では年間降雨量の多い土地柄、オオカサゴケには好適な環境。
ところがこの違いは乾燥する山のようです。すると、降雨量の少ない季節はこのような状態になるのでは、ともかくもよく乾燥に耐えて、毎年育っているものと考えられます。

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乾燥に耐えて育っているそのオオカサゴケです。
きっとこの上面には、オオカサゴケが連なって育っているかと思われます。
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一路林道は一本道を進んで行くのですが、フデゴケの生育地へ入って行きました。 そこにはツルリンドウの赤く色づいた実が見られるのでした。
普段育てようとするとなかなか難しいツルリンドウですが、涼しい山の中では野生状態でこのように育っているのです。
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こちらにもフデゴケが。 ハイゴケと混生して生育しているフデゴケの生育環境、それなりに明るいところでもあります。
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こちらは完全に休眠状態になっているアサマリンドウが見られました。
枯れているだけに少し見にくいのですが。
雑木の向こうに見える崖の岩場はフデゴケの群生のようです。
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いかがでしょうか。
フデゴケのコロニーは少し乾燥地帯なので、生育は今一歩と思えぬこともないかと思われます。
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しばらく走りますと、今度は土壌豊かな森林地帯、案内係は「キナンカンアオイですわ」といって車を停めてくれました。 このキナンカンアオイの群落を形成するには、何十年と月日は経ているのではと思われる程、株があちらこちらに見られるのです。
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いかがでしょうか。自然のキナンカンアオイの崖に育っているその姿は。
滅多に見られるものではないかと思われます。
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そしてそれらの花が咲いているのでした。
極めてラッキーでした。
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車はキナンカンアオイを後にして、一路林道を走るのでした。次に出会えたのはコンクリート壁に見られるホウオウゴケ。長年生育し、よく育っている姿が見られます。
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どうもこの姿からトサカホウオウゴケではと思うのですが、正しくは後程に。 日は西に傾きかけてくるのですが、林道はどこまでも、すると大きな岩にぶつかるのでした。
その岩場にはフデゴケが、乾燥する岩の上で育っているのでした。よく見ると足元には岩を砕いた砕石が摘まれているのでした。
よく考えてみるとこの林道の道幅を広げる拡張工事であったような。そのせいか痩せこけたフデゴケが皮をめくったように地面にたくさん落ちているのでした。
貴重なフデゴケでしたので、4枚を拾ってしまいました。
フデゴケの育て方を考えてみたいと思います。
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その乾燥した岩に張り付くように育っているフデゴケです。
いずれはなくなるであろうこの大きな岩です。フデゴケの姿を記念に。
やはり生育不良気味に育っていることがよくわかるフデゴケです。
その昔はそうでなかったのかもしれませんが、このコロニーを形成するのにも何十年の月日はかかっているのではと思います。
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その脇道のような林道、今度は遠めでもすぐわかる赤い実の集団、落葉した木々にぶら下がる姿が目に入りました。
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サメカズラです。園芸的にはビナンカズラと呼ばれることが多いかと思います。
調べますと雌雄異株、どうりで実がつかないといわれるビナンカズラ、自然では雄木もどこかに潜んで育っているのでしょうねえ。たくさんの実をつけてくれています。
盆栽業界では色々な説があるのですが、「雄木が必要」という決定的なコメントは聞かれません。今後雄木を何としなければと思います。
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そして次に目にしたのは、紀州産 コメツツジ。
天然林の林床に密生するがごとく沢山自生しているのでした。きっと春には美しい小輪のツツジが咲きそろっているのではと思いました。
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ようやく日が西に傾いた頃、原生林を切り開いたようなところに車は出たのでした。そしてその林道の崖にはコスギゴケが一面育っているのでした。
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そしてコスギゴケは日照を好むのではと思われます。
何しろ切り開け、明るいところにはこのコスギゴケばかりですから。
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そのコスギゴケが育つ岩場がある斜面にはウラジロといわれるシダの大群落があったのです。
そして赤い実が目に付くセンリョウも日陰となって、よく育っているのでした。
このセンリョウ、日陰ながらも明るい日陰で風通しも良く、よく締まった理想的なセンリョウに育っているのでした。
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それにしてもこのウラジロ、正月の飾りに使う習慣のある日本、需要は減ったとはいえ、十分にまかなえる量ではと思います。 そのウラジロの下に隠れるように育っているこれまた大きな株のセンリョウがあったのです。
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それはそれは大きな株のセンリョウ、しかもよく締まり、実付きもいっぱいで特上品クラスですねえ。
この山の裾野でセンリョウの切花栽培をするときっと良品が出来るのではと思います。
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切り開かれた山の斜面を見渡すとウラジロの大群落。天然林を切り開いて何年経ているのか、ウラジロもよく育つものです。
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ウラジロの大パノラマ風景です。
どうも鹿はこのウラジロは食べないようです。その結果大繁殖となりました。
山の斜面、下を見ますとマンリョウが日に当たりよく締まって育っているのでした。
なかなか立派な株となっておりました。それでも焼けずに育っており、条件によってはこのように育つことがわかりました。
明るい間に里へ降りることとなり、終の取材はスルーとなりました次第です。

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遠目からも杉の大木に着生するように育っているそれは美しい苔に出会いました。
近づくとヤマゴケのホソバオキナゴケとも違う初めて見るコケでした。色々とあるものだなあと感心して見てしまいました。
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背面の岩場には何やらシダらしきものが見えるのでした。
近づいて見ると、チャセンシダのようにも見えるシダがびっしりと育っているのでした。
そこには間違いなくチャセンシダと小型のホウオウゴケが見られるのでした。
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さらに観察していきますとクジャクゴケが見られるのでした。
どうもこの谷は一面クジャクゴケの生育地であったことがわかります。
そのアップ画像です。
このようなクジャクゴケの生態に出会えたものと感激も忘れ、ひたすらナイスショットにカメラアングルを構えました結果、この写真でした。
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初めて見るチャセンシダの大群落、このように目に入ることはもう二度とないのではと思いながら観察するのでした。 崖に生育するチャセンシダは普段見慣れたポット栽培のチャセンシダと趣が異なり、野生味たっぷり「ワイルドやなぁ」と思わずことばが出そうなチャセンシダです。
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少しよく育っているチャセンシダです。
私的に言いますと、小型で締まっているタイプが好みなのですが、きっと日照条件、栄養状態等が関係するのでは。
チャセンシダ、クジャクゴケ、トサカホウオウゴケ等のコラボのある岩肌、貴重な現地の自然の生態に感謝するばかりです。
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どうです。このエレガントなクジャクゴケ、苔の貴婦人と形容されても良いのではと思います。
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この大木の杉の木には様々な苔が育っています。
今後色々と調べていきたいと思います。
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あたりを見ますと、トサカホウオウゴケにゼニゴケ或いはジャゴケのコラボも見られるのでした。 生育中のアブラゴケです。これまでに確認できたアブラゴケは、一箇所の生育地で数個体しか確認できませんでした。しかしこの岩肌では環境がより良いと見え、それなりの塊となって生育しています。
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それらの生育する岩肌です。 そしてその全体像の山肌です。
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谷間の林道にはこのようにハイゴケが見られました。 こちらはシノブゴケ、見た感じではアオシノブゴケではと思えるのですが。
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開けた谷間に出ますと、その崖に少し変わったコケが。 ウスバゼニゴケでしょうか。先端で二又に分岐する淡緑葉に、フリル状の切れ込みが印象的でした。蒴は蝸牛のツノのようです。
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道路沿いにはコスギゴケが育っていました。 胞子から見ましても、コスギゴケ、シノブゴケの生育する環境とはかなり暗いような。
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この紅葉する苔はといいますと、ツヤゴケではと思います。
何しろアントシアニンという色素を含んでおり、紅葉する苔ですから。
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そして上を見ますと、秋の実ものである野生の「サネカズラ」、別名ビナンカズラの結実した赤い房状の実が目に留まるのでした。
赤い実をした株を入手しても次の年には実が成らないとよく言われますが、雌雄異株。やはり花粉親が必要な樹木であることからやはり雌木1株ではと思います。
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次々と現れる岩場、そこにはミツデウラボシおが岩にへばりつくように育っている姿がありました。
日陰で空中湿度が高いというのが一つのポイントになっているのではと思います。

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深山に入り込んでいるのですが、山を越え、谷を越えてという言葉ピッタリのところへ、そこに目についたのが岩に着生してい育っているウチワゴケです。
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こちらの岩場にはヘラシダが着生しています。
その周辺には苔が見られるのですが、乾燥状態、この地区一帯は湿度が低いことがよくわかります。
乾燥したトサカホウオウゴケでしょうか。
ヘラシダは乾燥にやや強いのか、厳しい環境に耐えています。
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乾燥したコンクリート壁にクジャクゴケを見つけました。
かなり乾燥したクジャクゴケ、こんな環境を見るのは初めてなのですが、胞子を確認すべく探してみると、、
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ありました。
暗い谷なので、どうしてもピンボケになってしまいます。その内により良いカメラをと思うのですが、使い慣れたカメラは手放しがたいのです。
ここは一発決めました。かなりピントを絞り込んだ画像にはクジャクゴケの胞子が浮かび上がっています。
知人の業者から「赤い胞子のクジャクゴケを初めて見た」という報せに駆け付けたのです。
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谷川に乗り出すコンクリートの壁面にはクジャクゴケとトサカホウオウゴケが見られるのでした。 こちらはチョウチンゴケらしきものがビッシリと着生していました。
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その谷川を見下ろす道路の壁面にはミョウガらしきものが見られ、これも自然やなあと思わされるのでした。 と思っておりましたところ、車の行く先にはこのようにミョウガの群生が見られるのでした。季節であればミョウガの実も「土産に持って帰れるのになあ」と内心思わぬでもなかったのですが。
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さすがシダの宝庫の紀伊山地。このように群生したクリハランが見られるのでした。 突如として分厚いハイゴケが育っているコンクリート壁に出会いました。
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その崖を見上げますと、よく育ったハイゴケが見られるのでした。
このような姿を見せるのは聞い産地ならではと思える程です。
その壁面にはホウオウゴケがそれこそビッシリと生えているのです。
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トサカホウオウゴケらしきホウオウゴケです。崖からの伏流水が浸み出すコンクリート壁面。
その条件がこのように生長を促している様子がよくわかります。
こちらはマメヅタなのですが、極めて小さなマメヅタです。
珍しいと言えば珍しいものです。
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車は奥地へ奥地へと進むのでした。
するとそこにはイトゴケの群落が。
空中湿度がかなり高いことがわかります。
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初めて見た時はこれがコケとは信じられなく、「へぇー」と思ったぐらいでした。
関西人なら「オボロ昆布」としか見えないのですから。

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石灰岩地帯ではと思わせる岩場、そこにはシダのシシランとイワナンテンが生育する姿目に入るのでした。 シシランはあちらこちらの岩場に張り付くように育っている姿が見られます。
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その岩場にはコウヤコケシノブや小型のホウオウゴケが着生して育っている姿が見られます。 小型のホウオウゴケの拡大画像です。
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コロニーを上面から撮影した小型のホウオウゴケです。
多分トサカホウオウゴケかと思われますが、乾燥気味に育っていると見え、心なしか少し元気が無いようにも見えます。
やはり乾燥し、休眠状態のホウオウゴケの姿が見られるのでした。
雨期には育っているのでしょうが、意外に乾燥する季節もあることがわかります。

石灰岩地帯は乾燥地帯であることがわかります。但この地帯が石灰岩が隆起しているかどうかは調べなければなりませんが。
いずれにしましても全体が乾燥している感じです。

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急な山の谷の斜面から落石防止のコンクリートの壁がありました。
よく見るとトサカホウオウゴケらしき苔がびっしりと生えているのでした。
そのよく育っている拡大画像です。
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この先端が白っぽく特徴がある苔は珍しいなあと観察するのですが、コロニーも大きくなく、サンプル採取も諦めました。 葉の大きさからしてオオキジノオシダが見られました。
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いたるところに見られるヌリトラノオです。
先端から分枝している姿が見られました。
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次に急斜面の谷でしょうか、乾燥している為に水は枯れているのですが、きっと目指すホウオウゴケはあるに違いないと思い、観察することに。 すると、分布は大きくありませんでしたが、ありました。
トサカホウオウゴケらしきものが。
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水量が少なく、地下に潜ってしまうでしょうか。
トサカホウオウゴケもここにわずかしか分布が見られません。
クジャクゴケもないものかと探しますと、見つけました。
杉の枯葉を取り除くとその姿が。
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そうコロニーは大きくはありませんでしたが、クジャクゴケが生育する谷であることを確認しました。 どこにピントが合っているのか、後でわかるのですが、胞子を確認いたしました。
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更に車は奥へ奥へ進むのですが、コツボゴケとトサカホウオウゴケのコラボに出会えました。
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谷川に沿って山道は続くのですが、そこにはクリハランが育つ姿が見られました。
秋の山野草展にはシダ植物が重要なのですが、このクリハランもなかなか良いものです。
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大きな岩にシダらしきものが着生して育っていました。
その岩の下にはヒロハヒノキゴケが見られました。
ヒノキゴケに比較して小型のタイプで、テラリウムにはピッタリのサイズではと思います。
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枯れ木等に着生するように育つヒロハヒノキゴケです。
そしてその岩場周辺には、ホソバコケシノブが繁殖しているのでした。
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アスヒカズラを一度見てみたいということで、その生育地へ。
国道から一路山道へ車は走って行くのでした。すると「着きましたよ」と言って、この斜面を見せてくれるのでした。
やはり紀伊山地は山深く、年間降雨量も多く、しかも空中湿度がかなりある中で、このシダであるアスヒカズラも苔に守られながら育っているようでした。
根の少ない、というより細根がほとんど見られないアスヒカズラ、苔も根が無いといわれ、そのような中で育っているのでした。
そしてどうもこの苔はシッポゴケでは。
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道路から見上げるその斜面、アスヒカズラと苔が幽玄の世界へ導いてくれているような生育環境です。
苔はハイゴケですねえ。
ススキの株元に寄生しているかのように育っているアスヒカズラ、その周りにはカモジゴケがびっしりという言葉がピッタリの環境です。
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ハイゴケの切れ目に育つアスヒカズラ、
ハイゴケに覆われると、胞子の発芽もしないのかもしれません。
同じくシッポゴケに囲まれて育っているアスヒカズラです。
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シッポゴケとハイゴケの共生の中でのアスヒカズラ、埋もれるように育っています。 その斜面のアスヒカズラであっても、斜面の角度が違いますとまったくと言ってよい程生育する姿はありません。
日照の問題なのか、土の中の水分なのか、何が育つ環境なのか、考えれば考えるほど難しいことばかりです。
何しろこのアスヒカズラ、付近には全くその姿は見られないとのこと。何故ここにだけ生育するのか不思議な思いがいたします。
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その斜面にハイゴケだけが生育するのですが、そのハイゴケの拡大画像です。
ハイゴケも色々あるのですが、いずれも学名はハイゴケのようです。
側溝間際にはカモジゴケが見られるのでした。
やはり水分をより必要とする苔の特徴がでているのではと思います。
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アスヒカズラとカモジゴケのコラボはいかがでしょうか。
育てるには少し難しいアスヒカズラですが、植木鉢の上にてこの生育する姿の再現を試みられてならと思います。
そのカモジゴケとツルヤブコウジのコラボもなかなか粋なものです。
遠目にもよく目立ちます。
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同じ斜面であっても、地層によるのか、水が噴き出しているのかと思われるところには、ミズゴケが生育しています。
本当に何メートルしかないところで様々な生態が見られますのも、自然ならではです。
そして道路面のアスファルトの上には、ヤマトフデゴケらしきものが見られました。
好む環境がどのようなものか教えて欲しいとコケに聞いてみたい気もいたしますが。

コウヤノマンネングサの楽園を見つけました。
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辺りは暗くなり、帰ることに。
でも昨年も立ち寄りたいと思ったのですが、全くの暗闇にて引き返したのです。昨年より少し早く尋ねることができましたところ、やはりそこにはコウヤノマンネングサの大群落があるのでした。
ヒノキゴケも見られます。
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少し明るいところだけにコウヤノマンネングサも締まって育っている様子。
やはり環境によって育ち方も色々であることがわかります。
少し戻って山の斜面へ、そこにはウマスギゴケが見られました。
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次いでこの岩場にはヤマトフデゴケが見られるのでした。 京都府下ではヤマトフデゴケがあちらこちらに生育していることがわかってきました。
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そうこうする内に、辺りは暗闇になりかけてくるのでしたが、散策すると何と見たこともないようなコウヤノマンネングサの大群落。
来てよかったと内心微笑んだのです。
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_IGP4806 _IGP4807
足の踏み場のないくらい生育しているコウヤノマンネングサ、ここに至るまで何十年、或いは何百年と時は経ているのかもしれません。
次回は日中の明るい時間に訪れたいと希望して帰路に。

次に目指すは、昨年の今頃見つけました「カサゴケモドキ」の群落を確認へ。
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年末に一度降りました雪、その後、日陰にわずか残っている雪の跡です。
やはり寒い山の谷川です。
谷川に沿って、そう大きくはない田畑があるのでした。先史時代より人が住み着いた集落。
おそらくは稲作文化が我が国に伝わった時代より耕作されていただろうと思われる田んぼ。その生垣には苔が育っているのでした。
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シノブゴケがよく見られましたが、特に注目したのはスギゴケ、おそらくはウマスギゴケです。
ウマスギゴケは本来日陰、おそらくは明るい日陰~半日陰を好む性質の苔かと思われます。
一説には「日照を好む苔」のトップに列せられていますが、やはりシノブゴケとともに育っているということは、そうではないと考えられます。
そして、カサゴケモドキの生育地を訪ねることができました。
苔の生育地を観察するこの季節、通信販売も少し暇になることによって可能となるのですが、このカサゴケモドキここでしか見られないのです。いかに希少種かがわかります。
_IGP4744 _IGP4749
そこにはツヤゴケとウマスギゴケが斜面の下部にびっしりと生育している姿が見られ、伏流水が多いところからその環境を好んでいることがわかります。
そしてカモジゴケも見られるのでした。
ツヤゴケは色素としてアントシアニンを含んでおりますので、秋とともに紅葉してきます。
苔の中では少し変わり種なのかもしれません。
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カサゴケモドキです。
シノブゴケの生育する環境を見ますと、かなりの日陰で湿潤を好んでいることがわかります。
このコロニー少なくとも何十年の月日は経ているのではと思われます。深山幽谷にひっそりと育つカサゴケモドキの姿でした。
このカサゴケモドキの周りには、やはりカモジゴケも見られ、山の斜面による水分補給がかなりあることもわかります。
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周りにはカサゴケモドキがたくさん見られ、「カサゴケモドキの楽園」と称しても良いのではと思われ、他所では見られないカサゴケモドキなのですが、オオカサゴケではなく何故カサゴケモドキなのかといった疑問も生まれてきます。
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周囲にはウマスギゴケ、或いはシダのヒカゲノカズラ等も見られます。 カモジゴケもこのように。
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そしてシノブゴケ、ウマスギゴケ、ヒカゲノカズラ等このように生育しているのでした。 このカサゴケモドキとお別れし、次いで案内していただくのは持山である谷へ。
そこにはシノブゴケが見られるのでした。
「ワサビ畑」を作られる予定で、山の斜面をブルドーザーで平らにされたのですが、数年後にはこのように。
元々シノブゴケがたくさん見られたのではと思います。
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その中でこのように育っています。 或いは一段高いところにはこのような風景も。
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シノブゴケの美しさを現したコロニーがあちらこちらで見られるのでした。
テラリウムの基本の苔として何とか普及したいものです。
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谷川沿いにはかなり成長したシノブゴケが見られます。 拡大してみるのですが、少し違ったシノブゴケに見えますが。
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斜面を削って平らにしただけに、始めに発生するのは苔。
ここではシノブゴケだったようです。
その上の斜面を観察しますと、コウヤノマンネングサが見られました。
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その斜面です。
アラハシラガゴケも見られますが、下部の生育に適したところにコウヤノマンネングサが見られるのです。
そう大きなコロニーではないのですが、育つ環境を理解するにはと思うところでした。

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次の目的地に向かって街道を走るのですが、いつも気になっているお宮さんがあります。 石塔にびっしりと育っているハイゴケ、このハイゴケは黄色、良く言えば黄金色に染まっているのです。
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その拡大写真です。
この黄金色のハイゴケ、弊園でも入荷するハイゴケの中に時折見受けられます。ところが管理しておりましてもなかなか青々と育ってくれず、御注文いただきましても夏場は色目が悪くつい置いてしまいます。ところが秋からこの季節には帰って黄色く染まるように変化いたしますので、それはそれで美しく、このタイプの活用はないものかと考えています。
桜の木でしょうか。
苔むした樹上に適度な湿度があることにより、シダが育つことになったかと思われます。都会では考えられない環境が、ここでは見られます。貴重な体験です。
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コウヤノマンネングサが生育する目的地に到着。
昨年と同様青々として育っています。
その拡大写真です。落葉は杉の木です。
やはり檜と違い、杉はの木は湿潤な環境を作り出す生態のようです。そして、その湿潤な環境こそが、コウヤノマンネングサが育つ条件です。

実はこの腐葉土層を通過する雨水が、微量でありますが栄養分を運び、常にコウヤノマンネングサをはぐくんでおり、常に青々とした姿が見られます。
以前にも書きましたが、海の牡蠣養殖には、山の植林が大事であることが知られていますが、その第一歩がコウヤノマンネングサです。
「コケには肥料が必要ない」と解説されている場合が稀に見られますが、やはりコケも植物の範疇、その解説は誤りではと思われます。

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こちらはツヤゴケです。
環境が良いのか青々としています。紅葉してほしいのですが。
谷川沿いに石垣が組まれ、その昔は畑に使用されていたのかもしれません。それが長い月日に住民もおられなくなり、今では植林されているのではと思いますが、その石垣にツヤゴケが育っているところを見ると、やはり排水が良いところに生育すると考えられるのでは。
そして空中湿度ではないでしょうか。
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倒木の上にはヒノキゴケが、山の北側の斜面だけに日照も少なく、やはりヒノキゴケが育つ環境のようです。
それだけで深山に来ていることがわかります。
石垣にもヒノキゴケがビッシリと。
年間通じて湿度が高いことがわかり、日照も少ない環境ではと。
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あちらこちらにコウヤノマンネングサが見られます。 そして道路を挟んで、山の斜面にはホウオウゴケが見られるのでした。
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少し小型のホウオウゴケです。
少々サンプリングをさせていただきました。鑑定の結果がどうなりますでしょうか。
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さあ、そのあちらこちらに見られるコウヤノマンネングサですが、斜面に見られるのです。
やはり山に降る雨水が伝わって、山すそを潤していることがわかります。
そして本来の目的の一つでもあったシダの斑入り?
実のところ昨年サンプリングさしていただきましたのですが、春の新芽は青々としているのです。それにて再度確認です。
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今回もたくさん見られますので、1株だけ採取。
後日専門業者に見せましたところ、「老化現象ですわぁ」とのつれない返事。「なる程」とうなずく当方でした。
シダの斑入りが専門でないだけに、これで一つ勉強いたしました。
その石垣に変わったコケがないかと降りますと、やはりホウオウゴケが見られました。
おそらくはできて何百年は経ている石組、そこに生育する小型のホウオウゴケです。
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そして谷川沿いにはシノブゴケがびっしりと見られます。
やはり空中湿度と日照が好む環境にあることがここでもわかります。
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いたるところに大きなコロニーではないのですが、ホウオウゴケが見られます。
生育環境がきびしいのでしょうか、大きなコロニーにはならない環境がそこにはあるということが実感され、自然に触れる思いがいたします。
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でもこのホウオウゴケを何とか芸術的に、撮影できないかと考え、「組み写真」風に、いかがでしょうか。

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