園主のフォト日記
2019年2月
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12月20日に訪れることを計画していましたが、行けず今回訪れることに。
一年ぶりのコケに出会えました。
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丹波高原といっても広いのですが、福井県側の深山へ。
そこへは必ず紅葉の名所高雄を通り抜けていきます。
季節は冬、紅葉シーズンも終わり訪れる人々も少なくなった高雄でしたが、海岸を思わせる岩に苔が育っている姿が改めて目に入りました。
苔はスナゴケのような感じがしますがはっきりとは…。
落葉した紅葉の姿を見る谷筋です。
美しかった紅葉も四季の移り変わりとともに静かに冬へと装いを変えています。
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ホウオウゴケがたくさん見られる砂防ダムを訪れることに。
一年後のコケはどのように変化しているか楽しみです。
川岸に石にはシノブゴケが着生するように育っています。
この環境がシノブゴケ、特にオオシノブゴケ或いはアオシノブゴケ等が好む環境であることがよくわかります。
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自然の雨と空中湿度だけで育っているシノブゴケ、何とか皆様に色々な情報をお伝えしたいと思うのですが、テラリウムには最適なこれらのシノブゴケの活用法を現在考えておりますので、お楽しみに。 そして違った場面では医師にホウオウゴケが多分トサカホウオウゴケではと思われるのですが、このような着生した状態がやはりテラリウムのヒントになるのでは。
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ホウオウゴケが着生するように生育しているダムです。
コケを観察する側にとってはありがたい砂防ダムをよくぞ作ってくれたものと思います。
びっしりと着生したホウオウゴケ。
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その拡大画像です。
トサカホウオウゴケのようですが、最終的には鑑定に。
倒木にもホウオウゴケが育っているのでした。
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ふとよく見ると、別のコケもホウオウゴケに混じって砂防ダムに育っているのでした。
今まで目に入っていても気づかずにおりましたが。
足元には倒木にシノブゴケ、テラリウムを考えます時に、参考となるロケーションが見られるのでした。
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いよいよテラリウムの解説もしたくなるようなシノブゴケの倒木に生育する最適なヒントを与えてくれています。 やはり倒木にシノブゴケとホウオウゴケのコンビネーション。
テラリウムを考えますと理想的です。
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昨年と同様ホウオウゴケに混じって生育するコタニワタリの姿が見られます。 フトリュウビゴケが地面に土の上に生育する珍しい生態が見られました。
この辺りは水はけが良いのかもしれません。
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杉の木の根元に生育するアラハシラガゴケとそこに育つツルヤブコウジの赤い実をつけたコラボが何とも言えません。 砂防ダムの上を歩きますと、シノブゴケがよく育っていました。
多分アオシノブゴケではと思いながらサンプリング。
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どうです。
きれいに育っているシノブゴケです。
アップすればする程きれいに見えるシノブゴケ。より活用法を考えねばなりません。
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いつものように辺りを散策。
そこにはカモジゴケとやはり赤い実をつけたツルヤブコウジのコラボ。自然ならではのロケーションです。
斜面に生育するカモジゴケです。
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何十年と育ったコロニーです。 その美しさは「羽毛のごとく」の有様。人気の苔の一つでもあるのは何となくわかる気がします。
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近くにはヒノキゴケが。
少し水はけが好過ぎてヒノキゴケには苦手な環境では。
コウヤノマンネングサも昨年同様見られました。
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でもその生育数は多いとは言えず、ヒノキゴケ動揺生育環境に適していないと思われます。 でも石の上に育っているコウヤノマンネングサを見ることができたのですが、やはり密集度は少なく、もう少し湿度があればと思われました。
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昨年は胞子が見られなかったクジャクゴケでしたが、本年は環境が良かったのか、胞子がよく観察できました。 どうです、胞子がよく育っています。
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俯き加減に育っている胞子の愛嬌も中々のもの。 そして千本立とはいえませんが、このような胞子の姿もまんざらではないような気がいたします。
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チョウチンゴケの生育するコロニーに出会いました。 このチョウチンゴケも色々な種類があって、分類は大変な作業になるのではと思います。
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杉の木の皮でしょうか。
その上に育っている美しい苔がありましたので、種類は不明なのですが、勉強不足がこのような場面に。
帰り際にやはり石の上シノブゴケのコロニーに。
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そこにはきれいに育っているタイプの違うシノブゴケの姿がありました。
トヤマシノブゴケのような感じがいたしますが断定はできません。

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ここは初めて訪ねる地区でした。
山間部の空中湿度が高い、苔・シダがよく育つ環境かと思われ、谷筋のコンクリートの壁面にはコタニワタリが着生しているのでした。
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その谷に迫る山との間にわずかな田畑があり、少し観察してみました。
この農道にはシノブゴケが雑草に混じり生育しているのでした。
恐らくはトヤマシノブゴケではと思いながら観察するのでした。
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その農道の脇には、山から流れるせせらぎともいえる谷川にセキショウが見られるのでした。
セキショウにも色々あるのですが、このタイプは野生種。
水を好む湿生植物であることがわかります。
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廃屋になった庭であったのか、池の跡のような、そこには手水鉢のようなたまりの石があったのです。そして空中湿度とたまりの水とにより、シノブゴケがよく育っているのでした。
そしてイワヒバも野生の状態でこの辺りにも生育が見られるのでしょうか。
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そして野生のカワラナデシコが見られるのでした。
より早い季節であれば次々と咲くカワラナデシコだったのでしょうか。
咲き終わりかけているといえども、この季節に花が咲いているとはラッキーでした。
よく見ると株は大きくなっており、自然でこの状態になるにはかなり年数が必要ではと思われます。
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探しますと種子ができているだろう鞘も見られ、この種子を播けばカワラナデシコも発芽させるかなあと思い少しいただきました。 その鞘を辿ってみると、近くにやはり大株のカワラナデシコが見られるのでした。
身近に販売しているのですが、野生の状態で見るカワラナデシコは初めての事。貴重な体験です。
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辺りにはハイゴケがよく育っているのでした。
やはり空中湿度が高いだけによく育っています。
珍しいシダを観察に、思わぬコケとの出会い。赤いクジャクゴケの胞子を初めて見る。
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この谷筋シダが色々と見られるとのことで、ハイキング気分。

一山一山異なった環境だけに、初めて訪れる谷に興味は尽きません。

そうこうしている間に見るも美しいイトゴケとの出会いがありました。

これだけ育っているということは、空中湿度も相当なもの。シダといい、コケといいよく育つわけです。

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しばらくすると、コケシノブが見られました。

すると、案内いただく方はシダ植物に詳しく、「これはコウヤコケシノブです」との解説。

なるほど、小型でしまっています。

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初めて見るイクビゴケです。やはりかなり日陰を好むタイプ、つまり「明るい日陰」が育てるポイントかなと思われます。
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ホウオウゴケにしては少し小型タイプ。トサカホウオウゴケか、それともホウオウゴケか。

なかなか難しい判定です。何しろ種類が多くありますので。

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川沿いの護岸にヤノネシダが生育しています。
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それと同じようにへばりついて育っているヒメサジランです。空中湿度を必要とするシダです。 対岸の岩には、コウヤコケシノブがよく育っているのでした。
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岩場には、マメヅタの極小ともいえるかわいらしいマメヅタが見られました。 自然の木にも、このように着生して育っています。この谷は小型のマメヅタばかりが見られます。
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ジュウモンジシダも見られました。 タチシノブも見られました。
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大きな群落のタチシノブです。 生育する谷はこのような環境です。昔は街道であったようですが、今は新しい道もできて、通る車も出会えません、
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山道を下り始めますと、お茶の木が育っているのです。 鳥が運ぶと見え、さすがお茶の里での出来事です。
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初めて見る赤い胞子のクジャクゴケ。この季節にしか見ることのできない胞子だけが頼りです。
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当日は小雨混じりの曇空、たまたま晴れまして直射光線がクジャクゴケに届くというシャッターチャンス。

うまく撮影できたでしょうか。

次の目的地に移動。そこにはミズゴケの生息する様子が山道から見られるのでした。
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ここはやはり山間の田んぼ。畦にはシノブゴケが生育しているのでした。

弊園が開園しております大原野にもたくさんの田んぼが見られますが、このように畦にシノブゴケは見られません。

やはり空中湿度がいかに高いか、よく分かります。

そしてこの空中湿度が高いということが、お茶にとって好条件で、この辺り茶業が盛んになった理由がよく分かります。

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そして少し山道へ入ったところで、イトゴケが見られるのでした。

空気中の水分を吸収して育っているイトゴケ、いかにこの辺りの空中湿度の高さが分かるというものです。

コケの生育に最適地です。

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山道を開くときに一部護岸工事をしたところがありました。そこにはシダのヤブソテツばかりが見られるのでした。コンクリートは石灰分つまりカルシウムを多く含んでおり、このカルシウムを好んでいるシダがヤブソテツかもしれません。 ヒノキシダも見られました。
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大きく育ったシッポゴケが突如として現れるのでした。

おそらくはこの大きさになるまでに何十年の月日がかかったものと思われます。本当にきれいに育っていました。

やはり日陰で、園芸的に言いますと「明るい日陰」といい、直射光線が当たらない条件をいいます。

テラリウムでは、このような条件のところに置きますと、苔は枯れません。

そしてこのシッポゴケ、やはり山の斜面に生息し、雨が伏流水となっていることがよく分かるかと思います。

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さらに歩いて行きますと、ミズゴケが見られるのでした。休眠期ですから茶色くなってはおりましたが。 近付いてみますと、よく締まって育っているミズゴケです。風通しが良いので締まるのかもしれません。
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はじめは人が来られて採取されたのかなあと思われたミズゴケの乱れでしたが、よく見るとどうもシカの歩いた足跡の様子。おかげでミズゴケの内部が分かりました。 切通した山道は、やはり明るい日陰。ミズゴケを栽培する条件は、このような環境かと思われます。
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辺りにはダチョウゴケらしきコケも見られます。 或はフトリュウビゴケではと思われるコケも見られます。
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ツルリンドウの実生株が見られます。きっと親株は林庄に花が咲いているのではと思われます。

ショウジョウバカマも見られます。

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シッポゴケらしきものが見られました。シッポゴケにも個体変異があるのか、少し違っているようにも見えますが。
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倒木が見られました。本年9月の二度にわたる台風によってなぎ倒されたのでは。

岩肌の腐葉土の層に育っていただけに、台風の強い風でめくれた感じでした。

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そしてそこにはミズゴケの育っている姿が見られました。 フトリュウビゴケも見られるのでした。
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引き返しざまに、ミズゴケにツルリンドウの赤い実を見つけました。絵になりますねえ。 反対の山裾には茶畑が広がっています。空中湿度が高く、きっとよいお茶のできる環境では。
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帰り道に気付きましたツチグリです。当方は初めて見ました。常に自然を見て回っている方からすれば珍しいこともないのかもしれませんが。 そしてシノブゴケのコロニー、多分トヤマシノブゴケではと思われます。
茶畑が広がる和束町、以前は宇治茶の隠れた産地として茶業が主とした静かな農村でした。
ところが今やSNS時代、この隠れた産地が表舞台に訪れる人も多く、この農村も変わろうとしています。
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その茶畑の広がりを見渡せるところです。
やはり自然がたくさん残っている農村だけに、コケやシダも観察できるのでは。
以前よりお願いしておりました、案内いただける方を頼りに、この京都府南部を訪れました。
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まずはカミガモシダが群生する谷を御案内いただきました。
このカミガモシダ、何か環境を好むと見え、あるようでないシダです。
谷川に沿った林道沿いに、カミガモシダはその壁面にへばりつくように育っているのでした。
以前よりカミガモシダは水を好むシダであることは経験しておりましたが、この生育地を訪ねまして初めて理解できました。つまり、山に降る雨がこの壁面に浸み出しているのです。
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大木の杉の株元にもこのような群落が見られました。
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岩肌にも着生して育っているのでした。
これらの環境を考えますと、コケとよく似ており、水を好むシダであることがよくわかります。
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足元には側溝に水が流れ、山から染み出す水と合わせて空中湿度を高めております。
そのような環境に大型のシノブゴケが見られました。
かなり大きく見た目も美しい大型のシノブゴケ、オオシノブゴケ、或いはオオアオシノブゴケではと思われます。
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すぐお隣には違ったタイプのシノブゴケ、多分アオシノブゴケではと思われるシノブゴケが側溝沿いに広がりを見せています。
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やはりホウオウゴケが見られました。
多分トサカホウオウゴケかなあと思いながら、上のシノブゴケとの相性を見ております。
ここではまた違ったシノブゴケが見られるのでした。何かより締まった細かいシノブゴケです。
そのシノブゴケの上の斜面には、キジノオシダ、オオキジノオシダが見られました。
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そのキジノオシダと仲良く生育しているシノブゴケでしたが、よく観察してみますと、何か違うような感じがしないわけでもありませんでした。 それはといいますと羽を広げるように生長しているシノブゴケが見られました。
一筋の谷でも様々なシノブゴケが見られました。
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今回珍しいシダも御案内いただきました。
それはカミガモシダの生育地であるだけに、ヌリトラノオとカミガモシダの自然交雑種が見られるのでした。
その自然交雑種はアイヌリトラノオと命名されています。そして大きいのです。
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そのアイヌリトラノオの小株です。
環境が良かったのか、たくさん寄り添うようにして育っていました。
岩肌にしがみつくように育っているアイヌリトラノオです。
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大きな杉の大木の根元に育っているアイヌリトラノオです。
やはり岩場と違って栄養分があると見え、美しくよく育っています。きっと腐葉土の層に根を広げ、そこから栄養分を吸収しているのではと思われます。
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大きな一枚岩です。
そこにはマメヅタがびっしりと育っています。
そしてシノブゴケもやや痩せているよう育っています。
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その岩の下の方にはヌリトラノオとカミガモシダが着生するように育っている姿が見られました。

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紀伊半島には未発見といいますか、未分類のカンアオイがまだまだあるようです。

今回入手しましたカンアオイも従来の分類では説明がつかないカンアオイということで、

仮称クマノカンアオイと命名されたようです。

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イソギクとイエギクとの自然交配と思われるハナイソギクが咲きました。
従来にない品種のようです。
全国的にはこのハナイソギクたくさん見られるのではと思います。
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サツマノギクも以前より咲いているのですが、霜が降りるようになってきますと花も色変わりしてきます。
これも始めから咲きますとおもしろい変わり花となりますが。
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いつの間にか種がこぼれ、地面に育つようになりましたキバナノジギクです。

もう何年もなりますでしょうか?

株も大きくなり、乱れ咲いている姿もそれはそれで何とも言えないものがあって、引くに引けないキバナノジギクです。
この花が咲きだしますと例年これから寒さが一段と増す季節を感じさせてくれます。

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カワラナデシコを長年販売しておりますと、いろいろな思い出が脳裏をよぎります。

それは何かといいますと、必ず枯れる。或は枯れましたという連絡を頂くことです。

でも通常の管理をしておりますと、本年2018年の暑い夏であっても枯れることなく、この晩秋まで咲き続けております。

それどころか左側のポットにはこれから咲く予定の花茎が伸びております(開花の茎の上側です)。

右側のポットは開花が終わったところです。そしてなぜ枯れるという苦情であったのか。
 

1.お茶花としてご購入されたお客様。楽天市場のスーパーセールにて50%OFFにて特売しましたところ、

桃花は開花株を、白花は未開花株(茎は上がっておりました)をお送りしましたところ、「だまされた」とFAX。

その後お電話をいただきまして、お話しをさせていただきまして、

どうもガーデニングショップ、つまり園芸店でご購入された御様子。

はっきりいってポットの状態で夏越しされますと、培養土が悪く枯れます。

つまりピートモス主体の培養土であったことです。その見分けがつかず但単純に苦情を言われたのです。

(後になって分かったのですが本来のカワラナデシコでない、

園芸化されたカワラナデシコさえも見分けがつかなかったようです。)
 

2.弊園より春にご購入されましたお客様。夏ごろに「枯れたから保障せよ」とのお電話。

色々とお聞きしますと、植え替えられた培養土に問題があったのです。

つまり「信頼する友人からカワラナデシコは赤玉土主体(80%)の用土がよい」とアドバイスをされた御様子。

その培養土が全く問題がなく、送った弊園の苗が悪かったというまったくもってムチャクチャなお話し。

さっそく弊園で管理しておりました同じケースに入っておりましたカワラナデシコと、

弊園にて実生した幼生苗のポットの画像をお送りいたしました。

弊園の苗が悪いわけではなく、植え替えられた用土が悪かったのです。

つまり空気の流通のない排水の悪い培養土であったことです。
 

3.話は変わりますが、弊園花き園芸卸売市場へ出荷しておりますが、

ある園芸市場より「原種のカワラナデシコが欲しいのですが」との御連絡。

「当方販売しておりますものはすべて原種ですが」とご返答。おかしな話をされるなあと思っておりましたところ、

「そうそう、一般の花き園芸農家さん、種苗会社のカタログを見て種子をお買いになります」と思いました。

つまり種苗会社のカタログのカワラナデシコじゃ改良されたつまり園芸化された、今流で言うならハイブリッド種なのです。

弊園は昔ながらといいますか山野草業界、秋の七草にあるカワラナデシコそのものを長年作り続けているのでした。
 

4.そのようなことなのですが、カワラナデシコを育てるには

山野草専門業者が販売する「山野草の土」をおすすめいたします。

それはなぜかといいますと、自から育てている山野草の培養土は自から調整した培養土を使用しているからです。

つまり、長年の経験から理想的な用土であるからです。枯れるような用土を使用したなら経営が成り立ちません。
 

5.そして春から秋まで長く花を咲かせるには、やはり肥料の問題があります。

弊園では長期化成肥料を使用しておりますが、みなさまにもおすすめです。

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前回10月19日に通行した折にはフジバカマがタイミングよく咲いていました。

その約1か月後、あたりを散策してみました。

白花の咲くサワヒヨドリも終わりかけておりましたが、まだまだ見られました。

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本性品のフジバカマはといいますと、花も終わりかけており、綿毛となって種子も飛んでいくのも時間の問題かと。
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よく手入れされた道路ののり面にはシッポゴケと思われるコケがきれいに生息しているのでした。
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北の斜面にて、終日日が当たらないのではと思われるのでしたが、

このようなところを好んで生息していることがよく分かります。

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斜面の上を見ますと桧の根元には「マンリョウ」が色付き始めている姿が。 その下には赤く色付いた実をつける「ツルリンドウ」が見られるのでした。
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あたりを見回わりますとツルリンドウの様々な形態が見られ、自然の中で耐えていく知恵を見る思いがいたします。
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そして足元にはササリンドウが咲いているのでした。

昔は至るところに咲いていたように思われるササリンドウも今ではどうでしょうか。

焼き物の里へ行くのによく通った昔の道も、一度たずねたいと思います。

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自然に色づく「ヤブコウジ」です。

その内に鳥に喰べられて早くに見られなくなるのではと思いますが、何んともかわいいヤブコウジです。

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多分ウマスギゴケかと思われる中で、赤い実をつけるヤブコウジ、何んともいえない絵になるとはこのことではと。
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そしてショウジョウバカマ、春にはきっと美しい花を咲かせてくれるのではと思います。春には要注意です。
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ヒカゲノカズラ、シッポゴケそしてショウジョウバカマの混生する姿が見られる風景がここ信楽町にはあるのでした。

本当に身近にあり、自然を大切にしなければと思います。

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