園主のフォト日記
2018年10月
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夏の間、目立って成長している様子は無く、昨年に比較しまして貧栄養素なのかと思っておりましたところ、

秋とともにムジナモも打って変わって成長しています。昨年は富栄養化していたと思われ、

夏でもどんどん生長して株数も増えたのですが、秋はその反動、

アオミドロの発生とともに「すぅー」と消えて消滅してしまいました。

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イヌタヌキモの花が咲いてくれた今年の夏でしたが、秋とともに水温が低下してきますと、活動が目に見えてにぶくなってきています。そしてアオミドロの発生が目に付くようになってきました。 残花であるイヌタヌキモの花です。

いつの間にかアブラムシが飛来し、増えております。

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東北産のイヌタヌキモ、夏の間よく増えておりましたが、ここへ来て早や休眠状態でしょうか。

イッキに葉緑素の活動が止まってきてしまっております。

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ウォーターバコバです。今秋肥料を少し考えて、試験的に使用しました。よく育ってくれております。今後の課題です。
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昨年秋に信楽焼ミニ水盤に種子を採り播きいたしました。それがこの春に発芽。

夏の間管理しておりますと、初秋にはこのように株が張ってきました。みなさまにもおすすめです。

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イヌタヌキモが開花最盛期を迎えようとしています。
何しろ初めて見るイヌタヌキモの花です。

基本的に花が咲くというのは、それまでの栄養生長から生殖生長への転換。
つまりイヌタヌキモ自体の株が充実した結果です。

前日に解説した通り、富栄養価した中で育ったことでした。
何しろ水生植物ですから。
ここに育てる基本的な考えが示されていると思われます。

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オオバナイトタヌキモの開花シーズンも終わりかけてきました。
サンポット80Lに育てているオオバナイトタヌキモですが、浮葉植物のトチカガミを入れ、余分な栄養分を吸収させてアオミドロ等の発生を抑えています。
9月3日付「園主の日記」にこのミカワタヌキモを移し替えたのですが、その後約一週間にてミカワタヌキモは少しづつ成長してきました。
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そのミカワタヌキモの成長している拡大画像です。 この画像は一足先にミカワタヌキモを他の睡蓮鉢に移し、生長している画像です。
(何回も取り上げまして申し訳ございません。)

このミカワタヌキモの茎の太さを何回も取り上げているのですが、オオバナイトタヌキモとの違いを確認していただきたいのです。

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この画像はミミカキグサとホザキノミミカキグサ、そしてイヌノヒゲの寄せ植え、というよりも採取した株をそのまま定植して、3~4年間育てますとこうなりました。

ポットサイズは2.5号(7.5cm)です。

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イヌタヌキモの開花です。
この容器のイヌタヌキモは以前よりご紹介しておりますが、かなり富栄養価しており、イヌタヌキモも大きく大きく成長し、アオミドロ等も発生するかしないかの分岐点にあるような富栄養価の状態。
そのような環境での開花です。

自然でも花が見られるのはそのような状態ではと思います。

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コタヌキモか?ヒメタヌキモなのか、不明なタヌキモを入手。
今後育てまして判定したいと思います。

入手は少し前だったのですが、ミカワタヌキモと同じ条件、つまりビニールポット30cmに水道水を入れて放流したのでした。
その観察をしますと、ミカワタヌキモは気温の高い日に水温が上がり、あえなく障害による枯死だったのですが、この不明の小型のタヌキモは少しは変色したのですが、その後回復、ミカワタヌキモよりも丈夫であることがわかりました。

入手時、水盤に入ったミカワタヌキモ(知多半島産)はどうも長年作り込んであって、一度移植する必要があると考え、より大きな信楽焼睡蓮鉢に移しました。

それはミカワタヌキモの表面を被っている茶色い物質が溜まっていることでした。

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その信楽焼睡蓮鉢にミカワタヌキモを移し振るいますと、驚くほど老廃物が出るわ出るわです。
植物が成長して行く過程で、老廃物を出すのはどの植物でも同じ、
この水生植物でもあるミカワタヌキモから、大は琵琶湖の烏丸半島に今は見られなくなった花ハスまで、その老廃物、植物100%に見られる現象です。
今回その証明ができました。
ミカワタヌキモが育てられていた元の水盤には長年溜まっていた老廃物の蓄積が見られるのでした。

そして琵琶湖の烏丸半島の花ハス群落がなぜ枯れたか、これで皆様にわかりやすく解説ができます。
お楽しみに!

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以前にも紹介しておりますが、ミカワタヌキモ(イトタヌキモ)の成長している新稍の様子です。
何となくほっそりとしている感じです。
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それに引き換えオオバナタヌキモですが、やや太く見えませんでしょうか。

こう見ますとDNAも少し変異があるとのことですし、形態的にも少し違いがあるようにも思えますので、やはり変種として見るべきではと思います。

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ミミカキグサの繁茂した状態です。
「園主の日記 2018年7月18日の條」を参照していただくとわかるのですが、
自然では大きなコロニーが見当たらず、相当な年数であっても子株かと思われます。
事実、入手時はこの容器にミミカキグサがあるなあという程度でした。

それから何年、ミミカキグサが以上とも思えるほどのコロニーを作るまでに。
やはり自然の状態と人的と言いますか、保護されますと増殖はこんなにも違うのかと思える程です。

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2.5号(7.5cm)に育てられたミミカキグサです。

左側は弊園が只今販売中のポットです。
実生から育てているものですから、雑草も生えていません。

右側のポットは自然の野生状態のミミカキグサをポットに上げ、育てたものです。
雑草らしきものがかなり育っておりますのがわかるかと存じます。
でも栄養状態が悪いのか花の咲くまで至っていません。

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山道を歩きますと、あっという間に湿原へ。
でもその湿原には水を湛えている姿は無く、本年夏の異常な状態を見る思いがいたしました。
乾いた池の底に当たるところには、多分「イヌノヒゲ」らしきものが弱々しく育っているのでした。
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周辺を注意しますと、半乾燥状態のミズゴケが見られました。
この山は低いだけあって伏流水も少なく、大きな湿原へとならないようです。
更に奥地へと進みますと「サギソウ」が咲いているのでした。
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群生状態ではないのですが、あちらこちらにサギソウの花が見られるのでした。
おそらくその昔はこの辺り一帯大群落だったのではと思われます。
やはり草むらの陰にはミズゴケが。
例年なら青々と育っているのかもしれませんが、本年はどこもかしこも半乾燥状態。
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そのサギソウが咲いている近くには本当に小さな池が、それもなんとか水を得ているのでした。 奥へ奥へ。
サギソウが、感動の野に咲く姿を見られるのです。
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そこら辺りの草むらにはよく見ると「ミミカキグサ」が何とか咲いているのでした。 「ホザキノミミカキグサ」も見られます。
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草むらの中に「ミズスギ」があちらこちらに、

珍しいものに出会えました。

更に奥へ進みますと「トウカイコモウセンゴケ」に出会うことに。
でも高温下での乾燥状態、

その姿を見ますと水をあげたくなりました。
そう思う程、耐えて耐えて育っているトウカイコモウセンゴケです。

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トウカイコモウセンゴケもこの辺りに群生しているところを見ますと、例年だと湿原そのものと考えられます。
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やはり見ることのできるヤマトフデゴケ、水を好み日も好むという条件で理想的に育つコケであると考えられます。 その拡大です。
本当に自然とは面白いものですねえ。
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山道の脇にはサギソウとミズゴケのコラボ。 まだ球根も肥大していないため、莟が上がりません。
でも自然界では相当な年数を経ているのでは。
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こちらはトキソウでは。
花が見られるとしたなら春ですので、今は仕方がない状態です。
モウセンゴケの群落です。
辺り一帯でここにのみ見られました。
やはり乾燥化なのでしょうか。
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拡大画面ですが、やはり雨が少なく成長が望めず、自然とは厳しいものです。 そのモウセンゴケが自生しているのはこの小さな池の周りです。
雨が降らない本年の夏だけに干上がってしまっています。
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どうもこの先には獣道しか無いようなので引き返すことに。
途中「ツルリンドウ」が見られました。
先端には莟らしきものが見えていました。
もう秋はそこまで来ているのかもしれません。
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足元にはツルリンドウの実生苗が育っています。 始めに見た大きな湿原の周りに「ナガホノワレモコウ」が咲き始めていました。
初めて見る野生のナガホノワレモコウです。
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やはりワレモコウは湿生植物なだけに、湿原であったり、池の周りであったりそのようなところに生育は見られます。 帰り際、元のお社の大木へ。
水を打ったウチワゴケがどのようになっているか、興味がありましたので戻って見ますと、やはり水を得て広がってきました。
もう少し時間を経れば、より立派なウチワゴケが見られたかもしれませんが。

たのしい鏡山の一日でした。

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ホザキノミミカキグサがよく咲いてきました。 本来のミミカキグサなかなかの人気なのですが、

次々と花を咲かせています。

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食虫植物ではないのですが、人気の高いクロホシクサの早いものは莟が上がってきました。
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8月17日の「園主の日記」で解説しておりましたが、一年間養生した兵庫県産のミカワタヌキモ、

アオミドロを取り除き、それをやはりポット30に2分割して放流しました。

半日陰の50%遮光ネット下で良いかなあと思っていたのですが、本年の夏の異常な気温、

「昨日も暑かったなあ」と早朝見ますと、これご覧のとおり、水が煮えてしまって枯れてしまいました。

結果としてより強い遮光をして、弱光線下で水温が上がらないよう注意しなければならないことが分かりました。

ちなみにオオバナイトタヌキモは少し弱ったかなあという程度で、やはりこの点でも違いがあることが分かりました。

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北陸産サンショウモを入手しました。前回は戸外で育てたところ、瞬く間に消えてしまいました。

聞くところによりますと、日陰にするとよいとのこと。夏日陰の水生植物であることがよく分かりました。

今回はネット下での管理です。よく見ますと、葉の下に胞子のうが見え、シダ科の植物であることがよく分かります。

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ミカワタヌキモが、恐らくミジンコを捕食している様子です。

実際には捕食対象の残骸なのですが、捕食している様子がよく分かります。

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東北産イヌタヌキモが、恐らくこれもミジンコを捕食している様子です。

よく育ったイヌタヌキモにとっても大きなミジンコなのか、量的なものなのかはともかく、

捕虫のうは大きく目立つ存在です。

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その東北産イヌタヌキモ、従来サンポット80のみを使用して栽培していたのですが、

危険分散の意もあってセメント用のトロ船にも放流しました。

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本年は従来の解説通りのガマを使ってムジナモを育てることに。

何年も育てた8号ポットのガマをサンポット80に沈めました。

軽いので石を文字通り「重石」代わりに利用しています。

従来の10号ポットと比較しまして、田土の容量が少なく、しかも栄養分がスカスカの状態だったのでしょうか?

ムジナモはそう増えてくれません。

おそらく、栄養状態が悪く、貧栄養状態にあったと思われます。

緑の糸の状態のものはミカワタヌキモです。暑い中、水温が高いので増えないということも考えられます。

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本年入手した天然フサタヌキモです。おそらく滋賀県産では?これで3回目です。

過去2回はサンポット80の上を陰にするという発想がまったくなく、

枯らしてしまう原因は水温の上昇にあったと思われます。

栄養源は10号で育てたコウホネです。

もちろんその田土から出る栄養分が問題なのですが、本年は3度目の正直、上手く育つとよいのですが!

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こちらのサンポット80は、昨年オニバスが良く育っていました。

ムジナモもたくさん増えていましたが、晩秋の訪れとともにアオミドロが発生。

アオミドロが増えるにつれ、ムジナモは消えてしまいました。ところが今春生き残っていたムジナモが育ってくれています。

初めは先ほどのガマのポットへムジナモを放流していたのですが、このポットはこのポットで育てることに。

同様にミカワタヌキモも消えてしまっていたものが復活しました。昨年ほんの少し兵庫県産を入手。

メインのサンポット80は冬期、凍ってしまったことが原因と見え、春先に消えてしまったと思っていたのですが、

ポット内に生き残っていたものが増殖してくれました。底に見えるものはシャジクモです。

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最後のサンポット80です。このポットもムジナモとイヌタヌキモでしたが、

ムジナモは晩秋あっという間にアオミドロに取りつかれ、消滅してしまっていたのですが、

イヌタヌキモは冬至芽(殖芽)で難を逃れ、現在はこのように育っています。

アオミドロも湧くことがなく、極めてきれいに育っているように見えます。

上部にミカワタヌキモが見えるかと思いますが、

これも危険分散のために入れておいたミカワタヌキモが生き残って、株が増えたものです。

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オニバスです。本年はセメントを練る容器で作ることに。

4号ポットの底穴ありと底穴なしの2通りを使用しています。結果として、底穴なしのほうが育ちが良いようです。

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何度かご紹介しております東北産のイヌタヌキモです。よく増えております。
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アオミドロを防ぐことを目的に、アクアテラリウム的にきれいに育てることをコンセプトとして水道水を使用。

従来よりよく太ったイヌタヌキモを放流してあります。もちろん培地には液肥を使用しています。

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こちらは北陸産のサンショウモです。以前直射光線下で消滅しましたので、50%のネットの下で育てることにしました。
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ムジナモも、アクアテラリウム的に育てることにしました。
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フサタヌキモもビオトープ的なもの、アクアテラリウム的なもの、2通りの育て方を試験したいと思います。
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東北産のイヌタヌキモも、アクアテラリウム的に育てることにしました。増殖率を観察してみようと思います。
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夏の間忙しく、アオミドロを大量発生させてしまったミカワタヌキモのサンポット80です。

いかにミカワタヌキモをここから取り出すか…或いはアオミドロを除去するか…?

この様子を見ますと、アクアテラリウム的に育てるのが良いのかもしれませんね。

ですがやはり、趣味家にとっての「育てる楽しみ」は、ビオトープ的に頭を捻り、知恵を出すのが醍醐味ではと思います。

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8月13日の園主の日記にてご紹介いたしましたミカワタヌキモ(イトタヌキモ)です。

昨年危険分散のためと思い、5本~6本をひとつかみとして田土の入ったポットに入れたのですが、

一年後にはこの通り、アオミドロもたっぷりです。

やはりチッ素分を吸収する水生植物を同じポットに植えなかったことが大きな原因だと考えられました。

この30cmビニールポットはネットの下に置いてありましたので、ある意味では防寒対策にもなっていたのでしょうか?

枯れずにこんなに元気に。

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その増えたミカワタヌキモのアオミドロをなんとかせねばと思い、すくい上げたのがこの塊です。
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そして、アオミドロを除去しながら整理したのですが……
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とりあえず二分割しまして、水道水の入った30cmビニールポットに放流。

これをどうしたらいいものか、よい知恵が欲しいところです。

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話は変わりますが、外で育てているオオバナイトタヌキモです。

これは過剰な栄養分を吸収させるために、トチカガミを入れてあります。よく見ると、アオミドロ等の発生は見られません。

今後の課題として、このサンポット80で育成したオオバナイトタヌキモを再度水道水で育て、

きれいなオオバナイトタヌキモとしてアクアテラリウム的に販売することを考えております。

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同じくサンポット80にてオオバナイトタヌキモを水生植物なしで育てますと、やはり富栄養化してアオミドロが大量発生します。
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またも話は変わりますが、こちらはウォータークローバー「ムチカ」です。

従来水生植物の肥料は使い勝手の良いⅠB化成を施肥しておりました。

今回より、水生植物の特効薬的な肥料を見つけるべく試験してみました。

右側のムチカはⅠB化成を1粒施肥して育て、この8月ごろには肥切れしている状態です。

その後、試験する肥料を施肥しまして約10日、こんなにあふれんばかりに育ってしまったムチカがありました。

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